|
カテゴリ:カテゴリ未分類
名古屋にいる長男が帰省していたので、彼にも勉強になる事と思い、所沢にある「所沢航空発祥記念館」へ”零戦”を観に出かけて来ました。今ジブリ映画でも話題になっている、「風立ちぬ」の主人公、零戦の生みの親でもある現三菱重工業の堀越二郎さんの半生についても、多くの展示がされている場所です。土曜なので、関越道中はかなり混雑を覚悟していましたが、朝7時頃出かけましたが2時間弱で到着しました。入館料は、零戦の展示と、それにまつわる映画鑑賞券セットで、大人1人1,300円となっています。初めて目の当たりにする”ゼロ戦”は、想像以上に小さく、細いと言うのが感想で、これが世界に冠たる実力を誇った名機とは、外観からはちょっと想像が出来ないちょうな佇まいでしたね。ジブリの映画でも、いろいろ戦争に対して”美化”しているとか、戦争での人殺しの武器の戦闘機や、その設計者を何故こうも美化するのか・・・とんでもないと言う人も多いようです。ちょっと話しはずれますが、「風立ちぬ」の主人公の堀越二郎さんの表現も、喫煙するシーンは何事かと、禁煙なんとかの団体がクレームしているようですが。戦争はいけないに決まっていますし、今のこの時代喫煙も悪なのでしょうけど、70年も前の世界を表現した内容に、何故そうもクレームを付けるのか。堀越二郎さんも、ただただ飛行機が好きで、ただただ世界に羽ばたく飛行機を造りたかっただけだと思います。その当時は、そういう方法でしか、自分の信念や技術を表現する事が出来なかった時代なんです。自分が作った世界一の飛行機、それが人殺しの道具になってしまっても・・・それはもうどうしようもない過去の時代で、偉そうな事言うかもしれませんが、もう二度とそういう愚かな事を繰り返さないように頑張るだけなんです、これからは。”人の役に立たない技術は技術ではない”その当時の技術は、立派に”自動車”やその他の日本の工業技術力を世界一に押し上げる基となっているんです。国産の飛行機開発は、技術があっても終戦の他国の政治力でとても大きく後れを取ってしまっています。でも、そんな中でも”YS11”と言う国産の名機を生み出し、来年はまた国産小型ジェットも世に出てくるでしょうY。そういう技術基盤を持つ日本はやはりとても凄い国として、若い人に誇りを持って欲しいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|