カウンセリング
昨日カウンセリングに行ってきました。前回3月に受けた時から、春休みとGWを挟ん での息子の様子等をお話ししてきました。 カウンセリングを受け出してから、早いものでほぼ2年半が過ぎました。 公的なカウンセリングなので(名称は『思春期相談』)2,3カ月に1回程度ですから 回数的には、13,14回位でしょうか?きちんと記録に残しているわけではないので はっきりとした数字はわかりません。 相談する先生は心療内科のドクターで女性の方です。 あまりどんどんと自分の意見を言うような方ではありません。「どうですか~?」って いうように、こちらの話をききだすような感じです。 私は聴いてもらうとスッキリするから、相性はいいのだと思います。 最初の頃は色々と吐き出したりすることで、辛いことも思い出すから、共感してもらっ て嬉しい反面、かえってぐったりしてましたね。カウンセリングを受けて帰ると。。。 始めは私も自分の気持ちを吐き出して楽になるという意味もあって、息子に対してどう するというのではなく、実際にあった色々な事柄をお話しして、その時感じた自分の 『辛い』『悲しい』『不安な』『いらいらする』『自責』等、もっていきどころのない 気持ちを聴いてもらうことが中心でした。 ここ何回かは(2年が過ぎた頃からは)、そんなお話しもするけれど、息子がこんな ことを言ったりしたりして、それに対して私はこう答えたり、こう思ったりしました。 そしてこんな対応をしました。と言うような報告をすることが多くなってきました。 先生はそれをふんふんと聴くだけだったり、「それは~ふうに考えたら?」とか「そう そう、それでいいと思いますよ~」とかアドバイスのようなことを言われることも。。 今回は息子の対人関係について相談しました。 息子は人と接することは、嫌ではないのですが、私から見ると対人関係にこだわりが あるように思います。 普通そこまで考えたら疲れるんじゃないかな?と思うぐらい人の言動が気になるのです 直接自分に関係ないことまで。たとえば第三者が第三者に言ってるようなことまで。。 私は電話で聴くだけなのですが、自分は人に言葉を発する時に「相手がどう感じるか」 に気を遣っているのに、相手が何も考えずに無神経に返してくることが、必要以上に 気になってしまうらしいのです。 別にそれで喧嘩になったりはしないのですが(前はトラブルになったりもしていた)、 精神的に疲れるようです。それで気持ちがさがってしまったり。 私はそういう話を息子から聴いた時にたまに、 「色々な人がいて色々な考え方がある。それに皆が皆、よく考えて発言してるわけじゃ ないから、流せるようにした方がいいよ。」って言うのですがと先生に言うと、 「うん。それも悪くは無いけど、アドバイスよりも、『それは疲れるよね~あなたも 大変よね~』って相手をねぎらった方が、いいよね~」って言われました。 こだわりを違うふうに変えることは、なかなか難しい。やはり一番大事なことは気持ち に共感することなのですね。 カウンセリングの最後には、いつも一言締めのような(笑)言葉をかけて貰うのですが 「一つ一つ経験を積んでいくことによって、人は成長していくからね。」 っておっしゃって、今回のカウンセリングは終了しました。