ロンドン・ティー・セレクション
フォートナム&メイソンでもハロッズでも、
量り売りなら上限なく高価な紅茶が買えると思いますが、
私は難しい英語の理解力がないため(キッパリ)、
説明と理解力が必要な量り売りは、
いわゆる高級店では購入した事がありません~。。
さてこの紅茶、何をお見せしたいかと言いますと、
FTGFOPという文字。
紅茶に「TGFOP」((ティピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコーの略)
という記載があると、ゴールデンティップスを含む高級品。
ゴールデンティップスとは、茶樹の一番上に生えている新芽のリーフのことで、
このゴールデンティップスの質と含有量で、紅茶の等級が決まられるそうです。
このダージリンは、FTGFOP(フィナー・ティピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコー)と記載されていて、
その茶園が出した最高のゴールデンティップスが含まれているという、
最上級品といえるもの。
これ見てしまっては、素通り出来ません*
日本では税金が高くつくため、とっても高価な値段がつく高級品。
それでもロンドンではとっても安く手に入ります。
ロンドンって超・物価高だけれども、
紅茶に関してはかなり安価です。
私のような紅茶好きにはたまらない。まさに紅茶天国~*
というわけで、フォートナム&メイソンはトワイニング社に並ぶ
私の大のお気に入りのお店です。
ここのアールグレイクラシックも最高で、
(ただのアールグレイだと、正露丸風味な香りがするので、要注意!)
濃厚なミルクティーにぴったりです。
濃厚なミルクティーと言えば、コレ。
↑トワイニング社の、1706。
創立が1706年だそうで、今年は300年目のお祝いの年なのですね。
凄い歴史にびっくり。
そしてそのおいしさにもビックリ*
この深い味わいが、どうしてティーバックで出せるのか
本当に不思議。
濃厚なミルクティーにまさにぴったりで、
リーフティー並みのコクが出ます。一生(笑)飲み続けたい一品*
一生飲み続けたい一品がもうひとつ。
トワイニングのレディーグレイのティーバック。
本当に、トワイニング社の底力をこれでもかと言うほど思い知るおいしさ。
日本のやや薄味に慣れている方には濃く感じるかも知れませんが、
(実際、同じトワイニングでも、
日本輸出用には、日本人の好みに合わせて茶葉のパーセントが
低くなっているらしいです。)
私はこの濃さがたまらなく好き*
香りも素晴らしいです。
アールグレイも色々な社のものを試しましたが、
トワイニング社のアールグレイの香りは絶妙。
イギリス紅茶、ここに極まれり。という感じ。
そんな愛するトワイニング社も、ロンドンのスーパーでは
実に様々なティーを購入する事が出来ます(なんて羨ましい~)。
上のフレーバーティーは今年はまったもの。
滞在先のホテルにこのフレーバーティーが常備されていて、
その香りと味わいに癒されました。
かわいいパッケージもステキ*お土産にもぴったりだと思います。
大手スーパーではオリジナルのティーが必ず売られています。
そのうちのひとつ、高級スーパー、ウエイトローズのティーバック。
トワイニングほどではないけれど、とりあえず合格。
(・・・あくまでも私個人が感じた意見ですので、あしからず。)
パッケージがかわいいので、お土産用に良いかも*
パッケージのかわいさにヤラレタ一品*
大手スーパー、マークス&スペンサーのオリジナルティー。
ケニヤンブレンドと書いてあるのでミルクティー向けかな~と、購入。
12月に入ってから開けました。
あまり香らないけれど、味わいは濃厚。
クリスマスのスイーツと一緒にいただきたい、幸せな一品*
因みにフェアトレードとは、
「適正な価格で商品取引を継続することで、南の国々の持続的な生活向上を支えることを目指している」もの。
アジアやアフリカ、中南米などの農村地域や都市のスラムなどに暮らす人々に仕事の機会を提供することで、貧しい人々が自らの力で暮らしを向上させることを支援する事を目的としているわけです。
ティーバック番外編。
これはまずかったです(涙)。
濃厚なミルクティー向け、と某紅茶関係の本に書いてあったので
すっかり信用して購入しましたが、
全然ダメでした。
鵜呑みにせず、自分で試さなきゃいけないと痛感した一品。
最後にイギリスのティーではないけれど、
ロンドンのハロッズで購入した憧れのラデュレ・オリジナルブレンドティーを
ご紹介*
ステキすぎます*
フランスって魅せる事にすごいこだわりをもっていると思います。
なんて洗練された美しい箱なのでしょう。
ティーバックもありましたが迷わずリーフを選択。
フランス紅茶らしい、ふんわりしたフレーバーが香るティーですが、
これがまたおいしい!!
マリアージュ・フレールの名品マルコ・ポーロやボレロは、
「たまにでいいかな~」と思いますが、
このブレンド・ティーはちょっと違いました。
サヴォイ・ホテルのオリジナル・ティーに似た味わいで、
上品なお花とフルーティーな香りがバランスよくブレンドされていて、
とにかく感動的*
2008年、ついに日本初上陸を果たしたラデュレ。
是非お試しになってみて下さい☆
おすすめの本 イギリスのティープレイス
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