営業代行&セールスレップ的インサイト

2005/06/16(木)07:37

現時点で想定されるセールスレップタイプの概要と活用の視点

セールスレップ(44)

昨日につづき、セールスレップのタイプ別分類です。 これからセールスレップを目指す方は、自分がどのタイプに向いて いるのか、セールスレップを活用したい企業様はどのタイプが自社 にとって相応しいのか、検討するうえで参考になると思います。 <現時点で想定されるセールスレップタイプの概要と活用の視点> ========================================================== (1)地域展開型  ========================================================== ・概要   すでに確立している販路拡大の一つとして、参入していない        地域あるいは新規に上市する製品など、自社の営業範囲を        超えるもの。 ・ターゲット     自社と関わりのない地域、国、新製品の上市。 ・レップとの相性  地域的営業戦略を持つ場合、あるいは特定地域に             ネットワークがあること。    ========================================================== (2)用途開発型 ========================================================== ・概要   既存製品の新しい用途(使い道)を探るもの。基本的には        既存製品の延長線上でいくが、少しの変更や異なる用途        開発によって市場を広げることが狙い。 ・ターゲット     成熟期における市場開拓。 ・レップとの相性  条件が合えばよい。実際は販路側が顧客に相当の             信頼が必要で、期間や金額など条件次第であるが、             メーカーとしては期待が大きいサービス。 ========================================================== (3)市場開拓型 ========================================================== ・概要   新製品あるいは既存製品の新しい用途分野、販路など        『新規開拓』に主眼を置いた事業戦略。 ・ターゲット     新製品投入時、新分野開拓 ・レップとの相性  製品をどのように市場投入するかなど、マーケティ             ング力に長けている、すでに販路を持っていること ========================================================== (4)ベンチャー型 ========================================================== ・概要   小規模での創業で営業を実践できていないベンチャー企業        などの商品について、外部資源として営業機能として活用。 ・ターゲット     若い、これからスタートする企業 ・レップとの相性  商習慣に影響されることなく上市を支援できる営業              力、新規開拓に強いスキルがあること。 ---------------------------------------------------------- 『いっとじゅっけん2004年8月版』関東経済産業局・(財)経済産業調査会 共同編集※(財)経済産業調査会より許可を得て加工したのち転載

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