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カテゴリ:映画の話 『サ行』
“シンデレラマン”ですから、こりゃ相当なデカさのガラスの靴だぞと思ったんですが、え?そうじゃないって?
ま、『泣けよ、泣けばいいじゃないか』って映画ですから、泣けばいいです。ボクはジワでしたが、ツボにハマると号泣なんでしょうね。 監督は、ロン・ハワード。『ビューティフル・マインド』に引き続き、問題児を世話する奇特な監督(ニヤリ) 主演は、その問題児(アハ)ちょっと老けたなぁ… ラッセル・クロウ ぷくぷくのハリとツヤツヤお肌 レ二ー・ゼルウィガー どこか悲愴な感じがよく似合う ポール・ジアマッティ 内容は、ジム・ブラドックという実在のボクサーの物語を淡々と描いた作品で、作風はハリウッドらしからぬ、どこか“和風”の静々と時間が過ぎていくような絵です。音楽が『動揺』とか『安らぎ』とか主人公たちの心模様をうまく現して、観てる方を上手に誘導していきます(ニヤリ) 最愛の妻と3人の子供。ボクサーとしての類稀な才能を持ち、着々とステップを上がるアイルランド人ボクサーのジム。だがある日、右手の拳を試合中に骨折、ボクサーとして決定的なダメージを受け、同時にコミッショナーからライセンスさえも剥奪されてしまう。 時にアメリカは大恐慌時代。家を失い失業者となったジム。毎日あるかないかの港湾での肉体労働で、わずかながらの収入を得て家計を支えていたが、電気は止められ、食料も底を尽き、子供は寒さと飢えで病気になってしまい、子供に“決して手放さない”と誓ったにも関わらず、家族で暮らす事さえままならなくなっていた。 そんなある日、元マネージャーから、破格のワンマッチのオファーが舞い込む。勝ち目は全く無い試合。それでも家族を救うため引き受けるのですが…。 家族を養っていくってことは戦いなんだなぁ…と思ったら泣いてもいられないって感じでした(エヘ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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