(仮)sevaの…まぁ、いいや。それで。

2006/05/24(水)09:38

エターナル・サンシャイン

映画の話 『ア行』(36)

素晴らしいラヴストーリーです! 惚れた腫れただけじゃないもっと深い部分の、それでいて切なくて悲しくて楽しくて…とにかく『極上のメロドラマ』でございます。 監督は、ミシェル・ゴンドリー、原案・脚本にはチャーリー・カウフマン。なるほど、そういうことか…(ニヤリ) 主演は、最近、めっきり大口を開けなくなった ジム・キャリー 『タイタニック女優』のレッテルはもう剥がしてあげたい ケイト・ウィンスレット アメリカで“美人女優とはこういう顔立ち”だそうだ キルステン・ダンスト 脱“L・O・T・R”を計り“いけ好かない役”続き イライジャ・ウッド 内容は、バレンタインデーを目前にしたある日のこと。なんだか最悪の気分で目覚めるジョエル。車には大きく擦られた痕があるし、全く気分が乗らない…ナゼか会社を休んで“思い出の海辺”に出かけることにした。 シーズンオフで閑散とした海辺、久々に書いた日記も二年ぶり…。そんなとき“マンダリンオレンジのパーカー”を着た一人の女性に出会う…。 彼女の名前はクレメンタイン。少し馴れ馴れしい彼女の行動を不思議に思いつつも妙に気になる存在の彼女。運命に突き動かされるかのように接近していく二人はやがて恋に落ち、同棲する事になるのだが、些細なことでケンカをして別れてしまう。 その後、全く他人行儀なクレメンタインの態度を不思議に思ったジョエルは友人から信じがたい話を聞かされる。クレメンタインは“ある方法”でジョエルの記憶を全て消し去ったと言うのだ。その『記憶』を操作した会社で話を聞き、自分も同じくクレメンタインの記憶を消す決意をするジョエルだったが…。 これはもう『脚本の勝利』ですね。さすが!です。 映像もかなりトリッキーですが、そこばっかり見せるんじゃなくて、しっかり二人に感情移入できるような物語に仕上がってます。 ま、最初から『何かあるはずだ』とは思ってたけど、あんなに畳み掛けるようにハラハラドキドキさせられるとは思ってもみませんでしたし、深く切なく暖かい物語になってますから、完成度はかなり高いと思います。 久々に『強くオススメ』でございます!女子はみんな観よう!(アハ) 5ションペン 4デンゼル 4デニーロ

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