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カテゴリ:映画の話 『ハ行』
この映画が日本アカデミー賞を獲れなかったとしたら、きっとアカデミー賞の権威は地に落ちるだろう。
監督は、よくぞこの物語を映画化しようと思ってくれた! 中島哲也 主演は、日本映画界のメインストリームを独占する男 役所広司 共演に、笑顔でいてくれるだけでいいんだよ(アハ) アヤカ・ウィルソン たぶん、助演女優賞を獲るんじゃないか?と思う 土屋アンナ この人がいなければ成り立たなかったのかも(ニヤリ) 阿部サダヲ そのほか、劇団ひとり、国村準、上川隆也、小池栄子、山内圭哉、加瀬亮、妻夫木聡と、思いつく俳優を並べましたってくらい豪華。 内容は、一代で会社を巨大企業にし、巨万の富を得た大貫。会議中、心臓の発作で倒れ、この病院にやってきます。ところが、どうも気に入らない。自分が会社にいないこと、この病院も、医者もナースも患者たちも、すべての人間が気に入らず、悪態をつき、みんなからは『くそじじい』と呼ばれていた。 そんなある日、病院の庭でパコという少女に出会う。その不思議な少女は、大貫のことを嫌がりもせず、ただ、ある絵本を読むだけ。大貫は少女にも意地悪をするんだが、パコはそんなことお構いなし。 翌日、大貫は大切なライターを失くしたことに気づき、病院の庭にある花畑をも荒らし探していたが、偶然に拾っていたパコのポケットから大切なライターが出てきたことで逆上しパコを殴ってしまう。 医者から、パコの病状を聞かされ、自分のしたことを猛烈に後悔した大貫。パコのため、入院患者たちに初めて頭を下げ、ある提案をするのですが… 笑って泣ける、いや、泣けて笑えるとてもステキな、とても暖かい、とても素晴らしい映画です。 これ観ずに死ねない。ホント、絶対に映画館で観た方がいいと思います。若しくはDVD買わなきゃダメ、マジで(アハ) 5ションペン 3デンゼル 4デニーロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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