HERO讃歌

2006/07/13(木)09:54

魔弾戦記リュウケンドー第20話

特撮・感想(331)

第20話 あらすじ…… ジャマンガたちと戦っているリュウケンドーとリュウガンオー。そこに悲鳴が聞こえ、ジャマンガを片付けた彼らは変身を解いて駆けつける。そこにいたのはチョーク棒や赤色灯などを盗まれたパトカーの婦人警官二人組だった。またほかのところでも愛着のあるものが次々と盗まれているという。そこに魔物の姿を見たという目撃談もあり、銃四郎たちは刑事として捜索に出かける。銃四郎はその途中でサリナという少女とぶつかり、彼女が持っていたケーキを落としてしまう。ケーキは無事だったものの、生意気な彼女に閉口する銃四郎。 捜索を続けている銃四郎は、署長にある家に行ってその住人を警護して欲しいと命令されてしまう。やむなくその家に向かうと、そこはサリナの家だった。銃四郎は彼女のボディ・ガードを命じられていたのだ。しかしその少女は、銃四郎をワックスで転ばせたり、胡椒がたっぷり入ったラーメンを食べさせたりとからかってばかり。さすがに腹を立てた銃四郎が帰ろうとする。 しかしそこに少女の悲鳴が聞こえ、再び戻ると、魔物が少女を襲おうとしていた。少女から魔物を引き離した銃四郎は、外に出てた変身しようとする。しかしその瞬間、その魔物に魔弾キーを奪われてしまった。その時、リュウケンドーが来て、魔物と戦うがその魔物は壁伝いに逃げてしまう。 基地に戻った銃四郎は魔弾キーを奪われたことを、剣二には話さないでくれという。みんなは話したときの剣二の態度を思い、頷く。 そして銃四郎が魔物を捜していると、再び魔物はサリナを狙う。銃四郎は変身しないままで戦っても全く勝ち目はないと知りつつも、大人に裏切られてばかりで信じられずにいるサリナのために、生身で向かっていく。しかし銃四郎が苦戦する中、リュウケンドーがやってきて、スパイラルチェーンで魔物の動きを封じる。盗まれたものは、魔物の腹の中に入っていて、斬りつければそれらも切れてしまう。そこで銃四郎は、胡椒を転送させて、魔物投げつける。案の定、魔物はくしゃみをし、盗んだものをすべてはき出した。その中に、銃四郎の魔弾キーもあり、銃四郎はようやくリュウガンオーに変身し、獣王とともに、魔物を倒す。 感想…… 今日のメインは銃四郎で、胡椒が重要なアイテムだった。初めは全くさりげなくて、たいしたことないと思っていたんだけど、それがけっこう重要な伏線だった。何度も本編中には出てくるんだけど、最後の最後でようやく気づくというのがちょっとおもしろかったかな。 なにしろ初めは普通に基地でみんなとラーメンを食べていて、剣二が胡椒を使いすぎて空っぽになったのを鈴に新しいのを頼んでといっているシーンで、それって、けっこう普通の何気ないシーンだったし。そのあとも銃四郎とサリナのところで胡椒が出てきて、銃四郎のそのリアクションもたぶん魔物につながっていたみたい。それもけっこうありきたりなシーンなんだよね。でも最後に胡椒で魔物の腹から盗まれたものをはき出させるところにつながっていた。後になって気づいた。けっこうおもしろかった。 でも初めサリナが登場して来たとき、やっぱり好きになれなかったな。寂しがり屋だったのは、わかるんだけど。でも銃四郎がしっかり大人の対応をしたから最後まで見ることができた。なんかこういう子供が出てくる話よりもちょっとすっきりした。

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