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テーマ:特撮について喋ろう♪(4526)
カテゴリ:特撮・感想
Task45「最凶の邪悪竜」
前回の東映のHPによる予告で、ストーリーを予想していたんだけど、いい具合に外れてくれたので、おもしろかった。 真墨がメインで、それに暁が絡むという感じかな。 真墨と明石の対比が軸になっているといってもいいと思う。 年末の大掃除をまだ終わらせていない真墨と、すでに11月には大掃除を終わらせて、一歩も二歩も先に行く暁。これはふたりの性格と立場の象徴的なシーンではあるのだけど……。それにしてもなぜご飯を炊いたのだろうね、真墨は。 アクションもあったし、見応えはかなりあったと思う。一話完結用に見えて実は一話完結ではないというパターンだし。プレシャスを確保してめでたしめでたしではないと言うところが最近の特徴かも。 科学戦隊ダイナマンを平行してみているせいもあってそう感じるんだけどね。もっともまだ3話しか見ていないから、一概には言えないのだけど。 確かにこの話自体はおもしろかったし、次も楽しみだけど、なんかこの話自体は今この時期に持ってくるものだろうか? とちょっと疑問。次回の真墨が闇に飲まれそうになるのは、たぶんこの時期でもいいとは思うのだけど。でも暁に対する敵対心というかライバル心が再びこの時点で復活するというのは、いささか遅すぎるような感じがする。追いつこうとしても、いつも追いつけないところにいる暁に対する焦りのようなものは、もう少し早くに出しておくべきだったのではないかな。そして少しずつ、ともに戦っていくうちに、自分を肯定していく過程が見られるとよかったと思う。 何しろ日記を見て、突然そのことを思い出すんだから。それまで彼らは自分たちの位置を納得していたはずだと思うんだけどね。 真墨と菜月は後から入ってきたメンバーなんだし、少しずつなじんでいくという過程を彼の変化でみせることができたんじゃないかな。 そう考えると、この時点で真墨に暁を意識させたのは少し遅すぎで、作品的には損していると思う。 映士がクエスターを倒すまでの過程で、しだいに仲間となっていく様子が見ている側にもわかったから、クエスターとの最終決戦で、彼がクエスターとの決別を宣言したのが生きていたと思うんだよね。 でも次回を見てどうなるか、かな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.01.14 17:31:33
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