HERO讃歌

2007/01/26(金)00:48

超星神グランセイザー第37話

特撮・感想(331)

第37話「イルカの日」 あらすじ…… 天馬と愛は、辰平が勤めている水族館で、イルカショーを見ていた。そしてその後、辰平に案内され、イルカたちに会う。そこにひとりでやって来たのは、マユという少女だった。辰平によると、彼女は言葉をしゃべらない少女なのだが、イルカの言葉がわかるらしいと言う。 そんな中、水族館の飼育員のひとりが、ゴルフィン星人と遭遇し、攻撃を受けてしまう。駆けつけた辰平が後を追う物の、ギグファイターに邪魔され、見失ってしまう。 倒れた飼育員を見ていた洸は、彼の耳の奧の神経が超音波で焼き切れたような状態であることを彼らに報告する。 また水族館では、突然、イルカのミックの超音波攻撃で人々が倒れていった。 御園木たちは、イルカたちの攻撃がまるでリレー式に広がっていることに気づき、そしてその発信源が辰平の水族館であることを突き止める。 そのころ、その水族館では、避難命令が出ている中、マユの母親がマユを探しに来ていた。辰平は彼女の代わりに水族館の中に入り、少女を捜す。だがイルカの超音波攻撃でなかなか思うようにいかない。 そんな折、突然、マユがミックの名前を呼ぶ。するとミックの中に入っていたゴルフィン星人がはじき出される。辰平はゴルフィン星人とともに砂浜で戦いを挑む。しかしその超音波攻撃で苦戦を強いられる。 一方、御園木の依頼で、水族館にやってきた天馬と誠は、辰平がゴルフィン星人と戦っていることを知り、砂浜に向かう。そのとき、愛に保護されたマユがイルカに向かってほほえむ。 すると、辰平たちを苦しめていたゴルフィン星人の超音波攻撃が、突然収まり、逆にゴルフィン星人が苦しみだしたのだ。それはミックたちイルカが、ゴルフィン星人の超音波を打ち消していたためだった。 イルカを利用したゴルフィン星人に怒りを覚えた辰平は、自らの手で彼を倒す。 感想…… 辰平の余り好きなキャラではなかった。言葉ががちょっと上滑りしている感じあって、今ひとつののめり込めないんだけどね。今回は辰平がメインの回と言うことで、出番はたくさんあった。余りかっこがいいシーンはなかったけど、超音波攻撃に何度も苦しめられてしまうから。 でも、堀口博士の研究室で、御園木から危険な任務だと言われても迷うことなく出向く天馬や誠たちの一言にちょっとかっこよさを感じてしまった。わざとそういわせている台詞ではなくて本当にちょっとした台詞なんだけど、そういうさりげなさに男気を感じてしまうというか、そういう言葉の積み重ねが、作品をかっこよく見せているような気がしてきた。 また誰かが怪我をしたりすると必ず洸が出てくるけど、彼は確か外科医だったはずなのに……。今回の役割は耳鼻科か神経科の担当のような感じがする。オールマイティな天才外科医かな? でもだいぶ落ち着いてきた感じがしてきた。以前、洸役の人のインタビューで。伝通院洸という役は、スタッフたちがそれぞれの思い入れがあって、それによって作られたキャラだと言っていたのだけど、この頃になってようやくスタッフのイメージがまとまってきたのかな? 今まで余りメインにならなかった人たちがメインになっているんだけど、直人はどこに行ってしまったのかちょっと気になった。天馬が一応主人公だから、彼がいつも出ているのは当然なんだけどね。

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