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テーマ:特撮について喋ろう♪(4526)
カテゴリ:超獣戦隊ライブマン
第10話「スケボー迷路破り」
あらすじ…… 丈は、ひょんなことから同じスケボーをする少年と知り合う。そして彼女の姉に心惹かれた彼は、閑古鳥の鳴く彼女のピザ屋をはやらせてみせると宣言する。 そしてスケボーに乗ってピザの配達をする丈。そのおかげか、店ははやり始める。 一方、ヅノーベースではケンプがピアスの理論を現実化させて、メイロヅノーを作り出す。メイロヅノーが通ったあとは、迷路となってしまうのだ。そして町中を迷路にして人間を混乱させようという作戦だった。 そのころ丈は、ピザを配達している途中でメイロヅノーが作り出した迷路にはまってしまい、目的地に行き着くことができない。そんな中、頭脳獣の姿を見た丈はライブマンに変身し、メイロヅノーとの戦いになる。しかし彼の攻撃は、すべて自分に跳ね返ってしまい、丈はメイロヅノーに逃げられてしまう。そして街はメイロヅノーのせいで大混乱となり、事故も多発していた。レッドファルコンやブルードルフィンも出動して、メイロヅノーを追うが、捕まえることができない。 彼らはあるビルに入っていく。するといくつものドアの向こうに、メイロヅノーとDr.ケンプが彼らを待っていた。勇介たちはそこでメイロヅノーの力を知らされるのだ。丈は窓から飛び降りことで、その限りない扉の迷路から脱出することができた。 そして丈は傷つきながらも、ピザの店に戻り、事情を説明するのだが、少年は納得しない。そこに勇介たちがやってきて、丈にジェット推進をつけたスケボーを渡す。それをみていた少年はそんなものはスケボーなんかじゃないと言って外に飛び出す。そのとたん迷路にはまってしまい、車とぶつかりそうになる。その彼を滋養は身を挺して救う。だが代償として彼は足にけがをしてしまい、うまくスケボーを操ることができない。そんな中、メイロヅノーを発見した丈だが、うまく走れない彼のかわりに、少年が丈のスケボーを使って追いかける。そしてメイロヅノーに追いつき、一撃を食らわせる。走るのをとめたメイロヅノーは少年に攻撃をかけようとするが、かけつけたライブマンたちに阻止される。そして彼は丈がイエローライオンに変身するところをみる。丈は少年に逃げるように言うと、仲間たちと力を合わせて、メイロヅノーを倒す。 戦いが終わって、彼が配達を手伝ったピザ屋は繁盛し、丈のかわりに、少年がそれまで嫌がっていたスケボーでの配達を行っていた。丈は「姉さんのことが好きなんだろう」という少年に「自分たちは恋をしている暇はないんだ」と悲しげにこたえると、別れをつげて、なかまたちとともに去っていく。 感想…… メインは丈で、恋愛話と迷路で迷うというなんかちょっと定番的な話ではあったのだけど、しかしながら変わっていたのは、少年の存在。少年が、(といっても、高校生ぐらいにはなっている感じ)丈の下心をしっかりとわかっているところや、ちょっと反抗的なところ。そしてなにより、けがをした丈のかわりに、頭脳獣を追いかけて、一撃を食らわせるシーンは今までになかった作り方だったと思う。一般人でも勇気さえあれば、反撃できる。と言うところが一番印象に残った。 そしてラストにかかる一連のシーンもよかった。丈の表情が寂しそうだったし、そのあとの丈がこけたり勇介の一言で最後のちょっと悲しいシーンがほっとしたシーンになった感じ。なかなかこういうバランスのとれたシーンはないな。あざとくないこういう感じはいいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.09 23:39:29
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