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テーマ:特撮について喋ろう♪(4526)
カテゴリ:超獣戦隊ライブマン
第32話「ケンプ、血とバラの謎」
あらすじ…… 丈たちは、ライブロボの超獣剣のパワーアップに成功した。このことをパトロールにでている勇介に知らせたいというめぐみ。 そのころ勇介は、町中を車でパトロールしていた。そこで子どもたちをつれて歩く女性に出会う。その顔を見たとき、勇介は彼女の名前を思い出し呼ぶ。振り向くマイ。 マイはアカデミア島が爆発して、勇介が生き残っていることで月形剣史も無事だと期待する。そんな彼女に勇介は真実を告げられなかった。彼女が月形に対してあこがれを持ったのは、病床の母のために月形が「散らないバラ」を作ってくれたからだった。 一方ケンプは、美獣を強化するために自分と同じ血液が必要だという。だがその血液は非常に珍しく、彼はゴアヅノーを作り、ゴアヅノーに子どもたちの血を集めさせて、自分と同じ血液型に変えるつもりだった。 ゴアヅノーはマイが勤める保育園の子どもたちを襲う。そこに現れた勇介たち。ゴアヅノーの攻撃がそれて、マイの血を吸い取る。そのとたん、ゴアヅノーは狂い、マイに跪いた。そのことに驚くケンプ。ケンプはゴアヅノーに攻撃し正気に戻すと、退却する。 勇介はマイに月形の真実を教えるが、マイは信じたくないと言って走り去ってしまう。 一方ケンプはゴアヅノーが採取した血液を調べ、それが自分と同じものだと知る。そして彼女のもとに行くと、彼女を眠らせる。 だがそこに勇介が現れる。 勇介は、ケンプにアカデミア島時代の話をする。アカデミアの学生だったとき、勇介とケンプは同じ研究をし、そのときの実験の事故により、月形は輸血しなければ死ぬところだったのだ。しかも特殊な血液のためになかなか提供者が現れず、ようやく現れたのがマイだったのだ。そしてマイの血によって彼は一命を取り留めたのだ。そのことを知らされる月形。しかもなぜ彼女がそこまでしたのか、彼は勇介から聞かされる。 彼女は「散らないバラ」を作ってくれた月形にあこがれを抱いたのだと。そしてその言葉を聞いてケンプも彼女が誰だったのか思い出す。 勇介はそれでも天才であることへの執着するケンプをいさめようとして二人で激しく殴り合う。退却するケンプを見て、マイをかばう勇介は「絶対にゆるさん」とつぶやく。 傷だらけの顔でヅノーベースに戻ったケンプは、アシュラたちに動揺していることを見抜かれてしまう。しかもそれはビアスにもわかっているという。 マイが横になっているグラントータスにケンプからの連絡が入り、マイを引き渡さなければ子どもたちの血を死ぬまで吸い取ると告げる。 ひそかにその言葉を聞いたマイは、一人でケンプに会いに行き、子どもたちの命と引き替えに自分の血をすべて渡すという。マイは紙に剣史をバラを作ってくれたときの剣史に戻してほしいと祈る。それを聞いた献辞は彼女が手にしていたバラを取り上げ投げ捨てる。ショックを受けるマイ。 だがそこに勇介たちライブマンが現れる。 レッドファルコンと美獣に変身したケンプ。二人の激しい戦い。そしてケンプはマイの血を使わずにパワーアップすると宣言し、退却する。そしてライブマンはゴアヅノーとの戦いに勝利する。 感想…… ケンプの隠れた一面が見えた回だった。たぶんこのことが最終回の伏線にもなっているような気がする。またさりげなくではあったけど、ケンプと勇介のあいだにある友情も感じ取れた。 最初のシーンでライブロボ強化の回かと思ったけど、うまい感じで話が転がっていって、ドラマ的に重要な回という印象。 ただ、初の二人追加の戦隊の成果、新に加入した彼らがちょっとお飾りかな。最初から話の中に組み込んでいたわけではないから仕方がないのかも、とは思うのだけど。脚本的になれていないという感じがした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.24 22:57:40
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