HERO讃歌

2008/10/03(金)23:28

鳥人戦隊ジェットマン第38話

特撮・感想(331)

第38話「いきなりハンマー!」 あらすじ…… ジェットマンたちは戦いの末、次元虫の捕獲に成功する。次元虫の弱点を探るべく、竜たちはそれを友のいる研究所に運び込む。 一方バイロックでは、次元虫を捕獲されたことで、マリアがトランザから攻撃を受けた。次元虫の弱点が見つかる前に、取り戻すというマリア。だがトランザは自ら出向く。 一方、竜の友の柳は、竜と同じようにスカイフォースの隊員の試験を受けたのだが、落ちていた。しかしあきらめきれず、自らの手でスカイフォースのドッグタグを作り持っていた。そこに次元虫が運び込まれる。柳の上司の教授は早速、調べてみる。すると、生物として不完全で、次元虫は一代限りの存在であることがわかる。もう少し調べようとしたそのとき、突然姿なき次元獣ハンマーカメレオンに襲われる。柳はその混乱のなか、次元虫を収めるカプセルをすり替え、何も入っていない方を竜に渡す。ハンマーカメレオンの攻撃で、竜はそのカプセルが空であることを知る。 竜とは別の方向に逃げ出した柳のもとには、本物の次元虫の入ったカプセルがあった。しかしハンマーカメレオンに襲われた柳の手からそのカプセルは沼に落ちてしまう。駆けつけた竜はなぜ彼が襲われるのか疑問に思い、問いかけるのだが、柳は答えない。 そこにハンマーカメレオンが再び攻撃をしてくる。窮地に陥る竜のもとに仲間たちが駆けつけ、凱の攻撃でハンマーカメレオンは姿を現す。ジェットマンとなった竜たちはハンマーカメレオンに必殺技で対抗し、倒す。 だが沼に落ちたカプセルから出てきた次元虫とハンマーカメレオンのハンマーが合体して再びハンマーカメレオンが現れる。その攻撃に教授は倒され、トランザも姿を現す。その事態に柳は逃げだし、竜がそのあとを追う。 追い詰められた柳は、竜に対し、彼をうらやんでいたことを告げる。だがそこにはハンマーカメレオンが現れる。柳をかばい怪我をする竜。それでも柳に逃げるように言う。柳は彼の窮地にラクビーで共に戦ったときのことを思い出し、大勢のグリナム兵をかわしながら、消火器を使って姿を消していたハンマーカメレオンの姿を暴く。 ジェットマンに変身した竜は、一人でハンマーカメレオンを倒す。だがそこにトランザが現れる。竜との一騎打ちにトランザは思いの外苦戦となり、ハンマーカメレオンを巨大化させる。 竜たちはジェットガルーダを呼び、ハンマーカメレオンと対決する。そしてセンサーで姿を消すハンマーカメレオンを見つけると、それを倒すのだった。 戦いが終わった後、柳は教授に自分の罪を告白しようとするが竜に止められる。そして柳は自分で作ったドッグタグを投げ捨てて、迷いを振り切るのだった。 感想…… 今回のジェットマンは強かった。始まってすぐに次元獣を倒したし、しかも巨大化させる前にとどめを刺した。そのおかげで次元虫が手に入ったのだけど。またハンマーカメレオンを一度で倒してしまうし、復活した後のハンマーカメレオンは、竜一人でやっつけてしまった。 いつもは一体のバイオ次元獣に苦戦するのにね。 でも話的にも結構おもしろかったかな。バイオ次元獣を抑えている竜が凱たちに向かって「自分ごと撃て」というのはありきたりだけど、それでも凱たちとのチームワークの中で言われれば陳腐には聞こえない。一瞬凱が躊躇するのもよかったしね。 また柳と竜の関係も短い時間ではあったけど、十分に説明できていたし、自分で作ったスカイフォースのドッグタグを持っている柳の気持ちが、なりたくてもなれなかったものへの執着があの小道具でよくわかった。

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