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つれづれ

つれづれ

Shiba Yuki
http://warking-therapy.livedoor.biz/
October 1, 2009
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カテゴリ:カテゴリ未分類
(被害者=加害者)~

私が、よく云っているのですが、

「被害者も加害者も作らない。」
それが、一番目指すところ。

「被害者にならなければ、加害者はできない。」

「被害者=加害者」である。
被害者は、その瞬間から加害者である。

被害にあったのだがら、加害者を責めても当然だと思われるかもしれません。
心情は察しますが、本当につらい時、相手を責めることはできません。

本当につらい、耐え難い心身の状態の時は、自己を保つので精一杯です。
相手や周りの状況などにエネルギーを注ぐ余裕すらない。
(私は経験があるのですが、息をするのすら精一杯なくらいなんです。)

本当にそんな大変な状態になったら、自傷行為や自殺すらもできない。
ただ、そこに留まっているだけで精一杯なんです。

だから、相手を責めることができる被害者=加害者になっているんです。
相手を責めているわけですから。

被害妄想の強い傾向の方ほど、誰かのせいにして、誰かを必ず責めています。

誰かのせい、何かのせい、と言った瞬間からあなたは誰かを責めている加害者です。

罪悪感も「自分のせいだから、自分が悪い…。」と、自分自身を被害者にして、
もう一方で、自分自身が加害者となって自分自身を責めているんです。

私が被害者にならなければ、加害者も生まれません。

例えば、車の事故で考えると、
どんなに相手が無謀な運転だったとしても、こちらが避けることができたら、事故にはならない。
事故したとき、多くの場合、過失割合で争いますよね。

たとえ、相手が著しいルール違反だったとしても、被害者にこちらがならなければ、事故はおきないんです。
自分だって誰かが避けてくれて、加害者にならなくて済んだことはあるはずです。

最大の護身術は、被害者にも加害者にもならないこと。
そのために一番は逃げる、避けるというのが一番の護身です。

どんなに自分の方に理があるとしても、被害者になることは、
正しさ、正義という名を元に相手を攻撃していることです。
加害者になることを正しさや正義という理屈で正当化しているんです。

昔、武道の達人が、弟子が何か落下物を間一髪避けて、周りの方が、さすがですね、と評価しているのをみて、
まだまだだとしかりつけたそうです。
本当の達人は、間一髪で避ける状況にすら、出会わないようにしている。

加害を加えようとしている者は必ず、相手を探しています。
その相手がいなければ、未遂で終わります。

私は、被害者も加害者も作らない、そんなことをいつも考えています。

それが、自分が幸せになるもっとも近道ですね。
それが運を良くする一番の秘訣です。






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Last updated  October 1, 2009 10:48:39 AM
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