8月、正式にアンを家族に迎えた。
アンと出会ったいきさつを書いておこう。
ニコルっちはよく里親サイトを閲覧している。
一度見たらなんだか気になってしまって・・
事情は色々あるんだろうけど
早く新しい家が決まらないかなと思ってついつい見てしまう
そんな里親サイトを見ながら、2頭目は成犬にしようと思っていた。
子犬は里親さんが決まりやすいからだ。(あと人気犬種もね)
漠然と2頭目が欲しいなと思っていた矢先に、アンが里親サイトに掲載された。
「やむを得ない事情で手放す事になった」と書いてあった。
「黒ラブの女の子が出てるな。どんな子なんだろうか。気にして見てみよう」
2週間経って「掲載終了」と出ていた。
「里親が決まったんだろうか」
しかし、次の日再び掲載されていた。
「まだ決まっていなかったんだ。よし連絡をとってみよう」
早速メールを出してみた。
程なくお返事がきた。
今住んでいる集合住宅の規約が変更になり、大型犬は飼えなくなってしまった事
何人か問い合わせがあったが、条件が合わなかった事
同じラブのオーナーという事で会ってみたいという事
などが書いてあった
早速予定を合わせてわが家に来て頂く事にした
さて、当日やって来たのは赤ちゃんを連れた若いご夫婦。当のラブは・・
「あら~小さいのねぇ」と思わず言ってしまったくらい、小振りでかわいい黒ラブだった。
顔合わせはほぼOKだと思われた。
キンジーはお友達が来たので、うれしくってしょうがないって感じ。
アンはニコルっち家の人間様を舐めまくり~。
押し倒してうれしそうに舐め舐め。
ニコルっちは「この子なら大丈夫」って確信し、この時点で決心はついていた。
アンが帰った後、飼い主さんから
「試しに2週間でもいっしょに過ごしてみませんか?」
という提案を頂いた。
ニコルっちも考えていた事だったので、2つ返事でOKした。
アンは本当に大事にされてる。
お試し期間中、ニコルっちが心配だったのはお散歩。
まわりに慣れるまで1頭づつ行こうと思っていたが、そうしたのは1回だけ。アンがピーピー鳴くので一緒に連れていく事にした。
これが結構上手く行って、キンジーの「他の犬怖い。ネコ嫌い」だけ注意すれば大丈夫だという事が解った。
こうして2週間が過ぎていった。
キンジーとアンは1個のおもちゃで遊んだり、レスリングをしたりと、どんどん仲よくなっていった。
7月末、こちらの都合で一旦アンを戻す。
アンは飼い主さんが来てうれしそうだったが、車に乗って帰っていく時、不思議そうな顔をしてずーっと見ていた。
アンがいなくなってキンジーは、大人しくなった。
アンが来る前の遊びも、あまりのってこない。
アンと遊んでいた方が楽しかった様子だ。
毎日つまらなそうにしている。
キンジーとの相性は良しと最終結論し、里子に迎える事を決定とした。
こうして8月4日、アンはわが家の次女となった。
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