カテゴリ:映画・本・ドラマ
噂に聞いて気になってたので、見ました。
震災で飛べなくなったブルーインパルスの再生の道のりのドキュメント映画です。 絆 再びの空へ 【新品】「絆」再びの空へ Blu-ray 震災当時、ブルーインパルスはたまたま九州にいて難を逃れていましたが、 拠点とする松島基地は壊滅、訓練もできず、訓練時間が足りないブルーインパルスは 式典でもアクロバットで飛べなくなる… そんな彼らが再び空へ飛べるようになるまでのドキュメンタリーでした。 映画を見る前に、ネットで映画のことや、宣伝の動画を見て期待していましたが やっぱりドキュメンタリーなんで、ドラマみたいな大感動というわけではなく じわりとした感動と言うか、これが実際の人々の物語なんだなと思いました。 個人的には、冒頭の、ブルーインパルスが難を逃れていた理由にドキッとしました。 イベントに出るために、震災当時ブルーは九州にいたというのは宣伝で知っていたのですが 実はそのイベントとは、九州新幹線の開通イベントだったのです。 2011年はまだ私は九州にいて、3/11のことも覚えています。 震災が起きるまでは、新幹線の開通のハッピームードに包まれていたのに 震災ですべてのイベントは中止になり、新幹線も静かに開通していきました。 自分は、震災によって、当然その当時は仕事上の数々の業務に支障をきたしていました。 業務に支障をきたす事態は仕方ないと思っていましたが、 それによって、私は人間の嫌な面をたくさん見ることになってしまいました。 それは九州という、震災では物理的な被害を受けることがなかった地域の特性だと思います。 日本人の優しさなどがテレビで計り知れる中、少なくとも自分の身近なところでは、 それとは逆の、人の無関心さに、心を打ちひしがれたのです。 ブルーインパルスが九州にいたのは、私がそんな思いでいたあの日、あの時だったのかと思うとともに あらためて、震災が現実に起きたことであり、他人事ではないんだという気持ちが、映画を見てよみがえりました。 ひとつ、疑問だったのは、宣伝の動画を見たときに、映画を見て感動した人が 映画後半に思いもよらなかったことがおこる、みたいなことをおっしゃっていたのですが、 見ててもそんな出来事が起こったのかどうかわからず、結局普通に終わっていきました…。 どのエピソードのことをおっしゃっていたのでしょうか。 そのふれこみで、つい自分はどんでん返し的なハプニングがおこるのかと 過度に期待してしまったのかもしれません…。 大どんでん返しなんておきませんから…。 きかなきゃよかったなあ、その謎な感想。 自分は、この映画が公開されていた時は、その存在も知りませんでしたし 地元で公開もしてなかったので、今やっと見ましたけど、 映画館で見れてた方がよかったなーと思いました。 ときどきリバイバル上映をやることも無きにしも非ずっぽいので(今年も五月に地方でやってた)、 上映情報があがってこないか、今後とも頭の片隅に置いておきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.07.31 16:36:39
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