言葉尻とらえ隊

今読んでる本です。もう8割方読み終わりました。 ​ 【中古】 言葉尻とらえ隊 文春文庫／能町みね子(著者) 【中古】afb​ 表紙の絵のインパクトが子どもウケしそうですが、中身は大人（というか日本語わかる人）向け。 週刊誌やネットの見出し等で使われた言葉を見て、 「それちょっと違うんじゃないの」「その使い方は想定してなかった」 「その言葉は本来の意味からこういう風に変化してしまった」などなど、 著者が「あれ？」と思った点をまとめて、だいたい見開きの2ページにつき一文言紹介しています。 もともとは雑誌の連載企画なんで、分量も毎回量が決まっていたんでしょうね。 なのでちょうどいい塩梅に、見開きで一つのテーマが紹介できている感じです。 もうだいぶ前に出た本なので、時事ネタなどが忘れつつあるものもありますけれど、 読めば「ああ、そういう出来事もあったなあ」と出来事そのものを顧みたり、 ちゃんと本来の本書の意図のとおり「言われてみればその言い回し変だよな」とか納得できる瞬間もあって、おもしろいです。 今まで能町さんの本をちゃんと読んだことがなくて、 読みたいと思いつつ後回しにしていましたが、今月の読書強化月間（勝手に）に乗じて、 この本を含めて少しまとめ買いしたので、これから少しずつ読み進めていきます。 とりあえず最初に手にしたこちらの本を紹介しました。 近いうちに次の本も紹介できるよう、読書頑張っていこうと思います。