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音極道茶室さまのご指摘を受けて実例を探してみたところ、思っていたほどにはブログが出て来ませんでした。
とのこと。私が「ブログうぜー」との感想を抱いたのは、自分でブログ(当サイトにあらず)を試みる前でしたので、やはり1年ほど前になります。 恐らくその時点での印象が強く、その印象のままに行った「印象批判」になっていたようです。 実際には下記「まとめ」にある 「・検索エンジンの改良を期待する」 はもう既に進みつつあるようです。 「還元論」の例にあるように、まだまだ非ブログに対してブログが強い傾向はあるようですが、とりあえず「かなり下がっている」は言い過ぎであるということは納得致しました。 というわけで、以下の文の前半部は割り引いてお読みください。 私の正直な印象ではかなり下がっていると思う。 ブログが流行る前は、それこそGoogleの"I'm Feeling Lucky"だけでも、真面目で有意義な解説のページに跳べていたようなものが、ただの個人の感想だったり印象批判だったりする、はっきり言って愚にもつかないブログのエントリが上位に上がるようになっていると思う。 最近自分で実感したものとしては「還元論」なんかがある。まあこれには私の責任も一部あるかと思うのだが。 確かにブログの中だけを取り上げればページランキングが高いページの方が質が高い傾向はあろう。しかし問題はそこではなく、ブログと非ブログの間で評価をランキングに反映させる上での差が生じているのだ。 正直言って愚にもつかないブログの記事によって、地道に評価を稼いで来たはずの非ブログ系のサイトの記事が埋もれて行くのは残念極まりない。 ただこれをもってブログの価値を論じるのもまた大いに誤っていると考える。 こういう現象は別にブログによってのみ生じた訳ではない。ネットの商業利用が進むにつれ、ちょっとマイナーなキーワードで検索すると、各種オンライン書店の書籍タイトルやその語を含む商品などばかりずらずら出てきて辟易したことはないだろうか? 思うにこれは、検索エンジンの性能の評価の問題であって、評価体系の変更など、技術的にどうにかしうる(商品云々は政治経済的問題によりどうにかされることはないかとも思うが)話だったりしないだろうか。 ブログが敷居を下げたことが、量への貢献となっているとする類いの論には同意する。 何かについての意見を探したい時には、この量が大いに役立つのは確かだと思う。 まとめ ・ブログによって検索対象が増えたこと自体は歓迎する。 ・しかし一方で、現行のブログを考慮にいれていない検索エンジンの結果の質を下げる結果ともなった。 ・検索エンジンの改良を期待する。
Last updated
2005/04/01 02:59:23 AM
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