2006/01/10(火)10:40
バレエの進路 質問 その1 『今 何歳ですか?』 PART 2 ~中学時代1~
さて、前回からの続きです。
さぁ、中学生になりました。
ここでは将来プロを目指すことを前提にお話をしています。
レッスンはほぼ毎日。
もちろん休息は必要なので、1日は休息日にあてるとして、
週5~6回のレッスンは当たり前ですね。
ここでチェックが必要なことは、学校の部活です。
学校側から何らかの部活動に所属を要求されるかもしれませんが、
できることなら、バレエに絞っていった方がいいと思います。
なぜなら、私の生徒を見ていて思うのですが、
部活でエネルギーを使ってから レッスンに来る子は
もうかなり疲れた状態になっています。集中力もとぎれとぎれ。
レッスンの効果が半減しています。
バレエ指導者としては、その状況は憂うべきものです。
そういう理由から、バレエを生業にしたい場合、
部活はよ~く考えて選ぶことを薦めます。
(どんなところがいいか、はまたの機会に!)
さて、またまた違う項目です。
中学生…この時期に自分自身の将来設計がクリアになっている場合、
それにまっしぐらな進路を選択できますね。
ここで質問その4『どんなカンパニーで踊りたいですか?』とかぶるのですが、
もしも、海外のカンパニーを志望しているのなら、
そのカンパニーの母国語会話を習いに行くことを薦めます。
例えば、英会話。(一番ポピュラーですね。)
実は、私は6歳の頃、たった半年ですが、
父の仕事の関係でハワイに滞在し、現地の小学校に通いました。
そこで英語を聞き取ることを無意識に身につけたようです。
帰国後は全く英語とは無縁の生活を送りましたが、
中学以降の英語の発音とヒアリングだけは得意でした。(笑
英語が得意ということがあったので、短大は英会話中心の学科を選びました。
そこで2年間毎日英会話漬けの生活を送りましたが、
それだけやったにもかかわらず、せいぜい外国人が指導する講習会で
指導者の言っていることがわかる程度の英語力です。
自分の考えを話すレベルには至っていません。(汗)
そうしたことからも、海外で活動することを目標にしている場合は、
遅くとも中学頃から英会話(もしくは行きたい国の母国語)を習うことをオススメします。
学校で習う英語はハッキリ言ってしまうと、海外での生活には役には立ちません。
せめて、話すことは難しくても、外国語を聞き取る耳を作っていきましょう。
もちろん、それでも現地で苦労はするでしょうけど、必要に迫られたときの人間は強いです。
そういうときにこそ、本当の意味で身に付きます。
案ずるより産むが易しです。(^^)
さて、この続きはまた次回~~(^^)/