閉ざされた扉ついに扉は閉ざされた決して入ることの許されなかった この扉の中に入ることのできた一人の人間 私はこの男を受け入れたつもりでいた たまに争いが起きることもあった 中にいれないこともあった しかしどんなことがあろうとも私は彼を歓迎していたのだ そして私もちょくちょく彼へ出向いた 一緒に行き来し合う仲だった 何があってもお互いをお互いの扉を 固く閉ざすことはしなかった けれども私は閉じなければならなくなった あの男のせいで・・・ 私が彼の扉に行ったとき 彼は私を追い払い扉を閉じてしまった 突如のことに私は理解できなかった その後彼が私の扉に入ってきてめちゃくちゃにされたとき やっと理解できた そうか裏切られたのか・・・ ついに扉は開かれた 一度開いたその扉も もう決して開くことはないだろう なぜなら私は人が裏切ると言うことを知っているから・・・・ |