朝日新聞より～（月刊カターレ）豪快　圧倒的なスピードに衝撃～

2019年09月29日

カテゴリ：カターレ富山

9月29日の試合の前の日付の記事ですが、

9月15日の試合に続き、29日にも2試合連続で2得点を決めてくれました！！！！

ゴールを決めたあとの笑顔がものすごくかわいい大谷選手です。

事業運営部広報担当　林譲治
2019年9月27日20時50分

昨年４月に行ったＡＣ長野パルセイロとのトレーニングマッチで、１人の練習生が２本目の途中から出場した。

練習生がトレーニングマッチに出場するのは珍しいことではないが、左ウィングで出場した彼の快速を目の前にして、その場にいたファンとサポーターからどよめきが聞こえてきた。

試合後にはＳＮＳなどで「あの練習生は誰だ？」と話題になった。

同６月の松本山雅ＦＣとのトレーニングマッチでも２本目から出場。

開始５分でペナルティーエリア外から、利き足ではない左足を振り抜き豪快なゴールを決めてみせた。

その人物が、いま活躍している背番号２７番の大谷駿斗（はやと）選手であり、自分自身も初見で度肝を抜かれた記憶がある。

お隣石川県の金沢市出身で、これまで全国大会に出場した経験は無く、世代別の日本代表経験も無い。

練習生としてカターレ富山のトレーニングに参加して結果を残し、プロ契約。昨年７月から特別指定選手になった。

スピードを武器にしているので後半途中から出場する機会が多かったのだが、決定的なチャンスは作るものの結果がついてこなかった。

決して実力がないわけではない。これはコアなサポーターさんであればみんな知っている話だが、公式戦で結果を出せていない時期もトレーニングマッチでは得点を量産していたのだ。

その姿を見ているせいか、彼に対する期待度は高かった。

信じ続けて今年８月に待望の初ゴールが生まれた。

あまり気持ちを解放するタイプではないが、ゴールパフォーマンスでは両手でのガッツポーズで喜びを爆発させた。

試合終了後にヒーローインタビューをするために大谷選手を誘導した際、自分が「やったな駿斗！」と手を差し伸べると、

汗まみれのユニホームで手をふき「やりました！」と相変わらず控えめで謙虚な笑顔を見せてくれた。

そんな彼に好感をもつファンも多いと思う。

自分も衝撃を受けた昨年の長野とのトレーニングマッチから、いまも彼に対する信頼は変わらない。

まだ彼のことを知らない人は早く、あの圧倒的なスピードを見て衝撃を受けてほしい。（事業運営部広報担当　林譲治）

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最終更新日 2019年10月02日 13時07分50秒

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