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2021年11月28日
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カテゴリ:カターレ富山
2021.11.28 23:30

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サッカーJ2リーグへの昇格を目指したJ3カターレ富山は28日、岩手県のいわぎんスタジアムで3位の岩手に0-1で敗れ、1試合を残して昇格の可能性がなくなった。
今季はプロスポーツチームの経営経験が豊富な社長や実績のある監督を招き、7年ぶりのJ2復帰に挑んだが、届かなかった。
試合終了の笛が鳴ると、選手たちは倒れ込み、しばらくの間起き上がることができなかった。(南貴大)

クラブは今季、2008年のチーム創設以降で初めて、大株主の県内企業からではなく、
J1横浜Mなどで経営経験のある左伴繁雄氏が社長に就任。
監督にはJリーグ最多試合指揮経験のある石崎信弘氏を迎えた。
シーズン前半戦を首位で終えたが、後半戦はカターレ対策を取る相手に手を焼き、終盤に来て3連敗。
それでも、ここ2試合は上位との対戦で勝ち点を得て、崖っぷちながら昇格への望みをつないできた。

J2に昇格できるのは上位2チーム。
岩手戦は、引き分けでも昇格の可能性がなくなる大一番となった。
富山は前半に退場者を出し、相手に主導権を握られた。
GK西部やDF陣を中心に粘り強い守備でしのいだが、試合終了間際の後半41分、決勝点を決められた。

富山の通算成績は13勝6分け8敗となり、勝ち点45の4位。
12月5日にホームで行われる最終戦に勝ったとしても、2位に浮上した岩手との勝ち点差が7あるため、昇格圏内に入る可能性は消滅した。
石崎監督は「決定機を決められなかった。ただ、選手は粘り強く戦った。最終戦は勝って終わりたい」とした。

最終節は12月5日、ホームの県総合運動公園陸上競技場で鹿児島と戦う。

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最終更新日  2021年12月17日 15時18分37秒
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