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カテゴリ:最近観た展覧会
引き続き、「コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき」を。 コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき ■概要 形と精神の関係は、世界を認識し解釈する能力に関わる普遍的なテーマとして、古来より芸術作品を通して探求され続けています。 精神や生命が生み出すエコロジー(生態学)とは何かを問い続けたグレゴリー・ベイトソンは、 形と形の相互の関係やそれぞれのパターンをつなぐ大きなネットワークとしての「精神 Mind」がある、とも述べています。 目に見える、見えないを問わず、自然、社会、言葉、夢といった様々な形のパターンは世界の至る所に生じています。 私たちは日々、形同士の関係や類型からおのずと生じる、個人の心よりも大きなシステムとしての精神をどこかで感じています。 こうしたパターンや構造は、地球や生態系の基礎となる関係やつながりが生み出す大きなネットワークの一部であり、 私たちが世界を解釈し、相互作用する方法の背景となるものではないでしょうか。 このような大きなテーマに挑むため、形やパターンがどのように私たちの知覚や世界の理解を形成するか、 そして「精神」と呼べるようなものとどのように結びついているかを、美術の歴史もまた考え続けています。 本展では、1960年代から最新の作品まで、絵画、立体、写真、映像、インスタレーションといった多様な当館コレクション作品と、 本展に合わせて招へいしたアーティストの作品を組み合わせることで、様々な形同士の関係が知っている精神のプロセスをめぐる旅へと誘います。
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最終更新日
2023年05月30日 12時43分26秒
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