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2024年07月13日
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カテゴリ:最近聴いた演奏会
《シーズン・フィナーレ2》フォレス・セベスのシベリウス、小菅優のラフマニノフ

この定期公演で指揮を担うのは、スペイン出身のロベルト・フォレス・ベセス。
イタリアのペスカーラ音楽院、ヘルシンキのシベリウス音楽院で学び、名指揮者で作曲家としても知られるレイフ・セゲルスタムに師事している。
オペラとオーケストラの両面で活躍し、オーヴェルニュ国立管弦楽団では音楽監督と首席指揮者を務め、フランスのアパルテ・レーベルに多くのレコーディングを残している。
2024/25年シーズンからはイギリス室内管弦楽団の首席客演指揮者を務める。

プログラムはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とシベリウスの交響曲第2番。
ともに作曲者のもっとも人気の高い作品と言って良いだろう。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番では、ベルリンを拠点に国際的な活動を繰り広げる小菅優がソリストを務める。
小菅優といえばドイツ音楽の印象が強いかもしれないが、今シーズンはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に取り組んでいる。
メランコリックで情感豊かなラフマニノフを味わえることだろう。

シベリウスの交響曲第2番では、シベリウス音楽院で学んだフォレス・ベセスが確信を持った解釈を披露してくれるに違いない。
雄大な音のドラマを楽しみたい。
(飯尾洋一:音楽ジャーナリスト)

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指揮 ロベルト・フォレス・ベセス
ピアノ 小菅優

ラフマニノフ
ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18

~アンコール~

ラフマニノフ
リラの花 変イ長調Op.21-5

(休憩)

シベリウス
交響曲 第2番 ニ長調 作品43

~アンコール~

チャイコフスキー
ポロネーズ(オペラ「エフゲニー・オネーギン」より)
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初めて小菅優さんを生で聴くことができるこの機会をずっと楽しみにしていました。
ドイツのイメージが強いですが、ラフマニノフも素敵でした。
終演後にサイン会があるとのことで、CDを購入し、サインをいただきました。











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最終更新日  2024年07月24日 08時15分10秒
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