アートの世界へようこそ 美術のおくりもの
「アートの世界へようこそ 美術のおくりもの」という美術展に行ってきました。企画展を観たあと、【常設III】で行なわれた「音楽家からのおくりもの―シモン・ゴールドベルク・山根美代子コレクション」のギャラリートークを聴きました。昨秋、ゴールドベルク山根美代子氏が亡くなられ、遺言に基づいて、2007年1月、山根氏が夫シモン・ゴールドベルクから受け継いだ美術品コレクション19点が富山県立近代美術館に寄贈されました。いま、そのコレクションが【常設III】で展示されているのです。約1時間のギャラリートークは、わかりやすくとても有意義なものでした。ゴールドベルク美術品コレクションゴールドベルク氏のプロフィールが掲載されているHMVのサイトシモン・ゴールドベルク記念音楽祭のサイト恒例になっている、喫茶室でのスペシャルコーヒー、今回も味わってきました♪ホットだとチョコレートがついているので迷ったのですが、やはりアイスが飲みたくて、アイスにしました。今回は、「夏のラブソング」という名前がついていました。またしても、メニューに印刷されていた説明書きを写してきました(相変わらずヒマ人)。----------------------------------今回の展覧会のテーマは「おくりもの」。誰かに何か「おくりもの」をするとき、それが美味しい食べ物でも、詩や音楽を捧げる場合でも、「好きな人」を思う気持ちが原点にあると思います。おくりもの、好きな人、そして季節は夏。ひどく暑かった日のラブソング(by 爆風スランプ)ほろ苦くなつかしい恋の思い出。そんなイメージで今回の企画コーヒーを考えてみました。ブラジルのコンテスト入賞豆を中心に、ほんのり苦いビターチョコのような味わいのブレンドです。ホットでもアイスでもお好みでどうぞ。(ちなみに、おいしいコーヒーはまさに自然からのおくりものですよね!)----------------------------------なお、美術館の喫茶室の企画コーヒーをブレンドしているコーヒー屋さんは、こちら。ひとくち含んだときはふつうのアイスコーヒーのように思ったのですが、飲みこんだあとの後味がほろ苦くてとっても美味しい♪ガムシロップやミルクなどを入れてしまっては、この美味しさが消えてしまうと思い、ブラックのままゆっくりとかみ締めるように味わいました。今日のように暑い日の午後を美術館で過ごすのは賢明です。