カテゴリ:言葉の容器
足を失った人が『足がうずいて痛くて眠れない』と医師を訪ねた。そのことから重大な事実が見つかった。そんなことを今週見ていたNHKの番組は映し出していた。 番組では、夜に眠れない原因の一つを大きく取り上げていた。
足にソックスをはいていると、その情報はひとときも休むことなく中枢神経を経由して脳に集まる。脳は不要な情報として排除する。その機能に障害があるとソックスをはいているというわずらわしい情報が脳に伝わってしまう。ソックスをはいていることを一時も忘れることができないとしたらつらいだろうなあと思う。
脳の活動の仕組みは解明されつつある。うつ病や脳機能障害の原因もそのうちきっと解明されるだろう。いまはその夜明け前なのだと思っている。うつ病のつらさを人々はなかなか理解できない。ソックスを穿いていることが辛くて死にたいと言われてもぼくは理解できないだろう。
今週はノーベル賞をふたりの日本人が受賞したニュースがあった。 根岸博士が語った、良き指導者に出会えたという次の言葉; Mr. Brown,,,my only true mentor. (ブラウン氏は、私の唯一の真の恩師です)
何度聞いても感動してしまう。直感的に思いがわかる。博士の語りは素晴らしかった。
昨日のS新聞1面上段の「朝の詩」
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自分 良くても悪くても 自分から離れられない
上の詩の作者のように、 my legsで歩こうと思う my eyesで見ようと思う my brainで考えようと思う
辛さに耐えている君に そっと手をさしのべ,
ロマンをたずさえ ぼくは、ガタガタゴットン生きている
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