ベンレートかオーソサイドか
実は、農薬フェチのgreend。いろいろな農薬を常備しています。殺虫剤はオルトラン粒剤、オルトランDX粒剤、デナポンベイト、粘着くん、オレート、トレボン、トアローなど。殺ダニ剤はコロマイト、オサダン。殺菌剤は、ベンレート、オーソサイド、有機銅、バリダシン。で、ついこの前にも書いたラケナリアの青カビにどれが効くか?ということで今年も確認中です。ラケナリアの青カビを伴う球根腐敗は2~4月の開花期前後に多発するのですが、昨年試したベンレート、有機銅、バリダシンのどれも効果がありませんでした。そもそもどのような菌が原因か?マイナーな植物だけにどこにも文献がありません。しかし青カビである以上ペニシリウム属の何かが原因でしょう。そうすると唯一参考になるのはチューリップの青カビ病でしょうか。タキイの病害についてのサイトなどを調べると[青カビ病、緑カビ病]「チューリップなど鱗茎球根に発生し、菌糸あるいは分生子の形で、被害残渣と土壌中で長く生存していて感染する。」チューリップの青カビ病の防除(予防)薬 オーソサイド となっています。ちなみにベンレート、オーソサイドの適用病害を調べるとチューリップの球根腐敗病はベンレート、青カビ病はオーソサイドとなっています。球根の掘り上げ後や植え付け前の消毒にはベンレート、ベンレートT、オーソサイド(有効成分でいうとベノミル、ベノミル+チウラム、キャプタン)と書いてあるのでなんでも同じ、と思っていましたが微妙に効果が違うようです。ということで今シーズンはオーソサイドを多用して効果を確認したいと思っております。使用例です。(水和剤の粉末そのまま、という使い方は邪道ですが(^^ゞ)ちなみにベンレートとオーソサイドは苗立ち枯れ病にも効きますが、抗菌スペクトルもベンレート(フザリウム、トリコデルマ菌、白絹病)オーソサイド(ピシウム、リゾクトニア菌)・・・と別々でどちらかというと高温多湿時のの立ち枯れにはベンレート、涼しくなってからの立ち枯れ(リゾクトニア)にはオーソサイドということになります。ちなみにロードヒポキシスには白絹病の特効薬バリダシンと葉の病斑全般に効果があるベンレートを併用しております。1/11に写真「使用例」を追加しました。