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カテゴリ:農薬について
当ブログのアクセスレポートをみると、最近のブログ以外に10年以上前の「ベンレートかオーソサイドか」という記事がよく読まれていることがわかります。
この当時、私は小森谷ナーセリーなどからラケナリアを集めていたのですが生育中の球根に青カビが発生して枯死することに困りはてていました。そこでチューリップ腐敗病に適用のあるベンレートとアイリス青かび病に適用のあるオーソサイドのどちらかに効果がないか?という内容でした。そのついでにどちらも苗立ち枯れ病に効き種子消毒に使われるが抗菌スペクトルが異なるということにも言及したと思います。 なので一般の殺菌剤としてどちらを使おうか?と迷って当ブログにたどり着いた方には申し訳ないけど専門家でもないのでまあ仕方ないかな、とずっと思っていました。 いまは検索すれば何でもすぐ出てくるので知りたい方は「個人のブログや変なまとめサイト」ではなくメーカー等公式のサイトを参考にしてください。 ベンレート オーソサイド と断った上で今の私が農薬に何を使っているかという話を書きたいと思います。 あくまで個人の感想です。 まずベンレートとオーソサイドどちらも予防的に使っています。 オーソサイドは球根の貯蔵前に、ベンレートは種子消毒とくに朝顔の希少種には幼苗に使用します。 あとロードヒポキシスの葉枯れにも使います。 ただどちらも病気が蔓延してから使うには向いていません。 おなじ立ち枯れでもピシウム、リゾクトニア、フザリウム、フィトフトラ等原因菌がわかればいまはそれぞれ特効薬がありますから。 我が家の常備薬、写真にないものも入れてダイアジノン、オルトラン、トレボン、ゼンターリ、デナポン、アファーム、コロマイト(以上殺虫剤)、ベンレート、オーソサイド、リドミル、オキシン銅、バリダシン(以上殺菌剤)、使用期限が切れているのも使っちゃってます。 なお食べ物には太字の殺虫剤しか使いません。 ところで、ラケナリアの青カビはどうなったかというと最近はほとんど出ません。 いまはラケナリアの球根は寿命が短いと割り切って、「枯れる以上にタネを蒔いて元気な球根を増やす」ことを心がけています。 あと市販のラケナリアの球根は肥らせ過ぎみたいです、少量のマグアンプKしかやらなくなって腐らなくなったような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.08.15 17:07:22
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