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テーマ:鉄道(21670)
カテゴリ:筑肥線
虹ノ松原駅(にじのまつばらえき)は佐賀県唐津市鏡虹町にあるJR九州・筑肥線の駅。
駅番号はJK17。 2011年度の1日平均乗車人員は142人。 1924年(大正13年)7月、北九州鉄道の虹の松原駅として開業。当時は西の終点だった 1925年(大正14年)6月、北九州鉄道が東唐津駅(初代)へ延伸、途中駅となる。 1937年(昭和12年)10月、北九州鉄道が国有化。虹ノ松原駅に改称される。 単式ホーム1面1線を有する地上駅。旧駅舎を縮小したと思われる簡易駅舎がある。 駅前商店による簡易委託駅だったが閉店して、無人駅となっている。 周辺には日本三大松原のひとつで特別名勝に指定されている”虹の松原”がある。 また、徒歩10分ほどでイオン唐津ショッピングセンターにも行ける。 虹の松原は唐津湾の海浜に続く、国の特別名勝で、三保の松原、気比の松原とともに日本三大松原のひとつに数えられる景勝地。 長さ約4,5キロ、幅約500メートルにわたり、約100万本のクロマツが群生している。 その歴史は古く17世紀初め初代唐津藩主・寺沢広高(ひろたか)が防風・防潮のため、海岸線の砂丘にクロマツを植林したのがはじまりとされている。 虹ノ松原駅は松原の中程に位置している。 また、虹の松原駅を開業させたのは北九州鉄道で、この鉄道会社は大正時代から昭和時代初期にかけて現在のJR九州・筑肥線の主要部を建設・運営した鉄道会社であるが、唐津の東側にある地域は「汽車が走ると虹の松原の松が枯れる。」と最初は鉄道の建設に反対だったそうだ。 ”九州の鉄道”に関することで参考にしている本 ・九州の鉄道おもしろ史 明治・大正・昭和 [ 弓削信夫 ] ・福岡鉄道風土記 /弓削信夫 /〈単行本〉【中古】afb ・JR九州のひみつ [ PHP研究所 ] ・九州鉄道の記憶 名列車・名場面・廃止線 [ 宇都宮照信 ] ・人口減少と鉄道 (朝日新書) [ 石井幸孝 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.13 20:34:01
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