九州の駅

2021/12/17(金)18:03

出水駅 肥薩おれんじ鉄道の拠点駅 肥薩おれんじ鉄道

肥薩おれんじ鉄道(14)

出水駅(いずみえき)は鹿児島県出水市上鯖淵にある肥薩おれんじ鉄道の駅です。 JR九州の九州新幹線 (鹿児島ルート)も乗り入れています。 肥薩おれんじ鉄道の駅は八代駅と川内駅のほぼ中間に位置しており、車両基地も併設されているため、肥薩おれんじ鉄道の拠点駅の一つとして機能しています。 当駅を始発・終着とする列車も多く運行されてます。 1923年(大正12年)10月15日、鉄道省が開設しています。 1927年(昭和2年)10月17日、湯浦駅~水俣駅の間が開業し八代駅~川内駅~鹿児島駅の間が鹿児島本線に編入される。 1929年(昭和4年)5月、出水機関区が発足。 1951年(昭和26年)3月、木造駅舎解体。国鉄・JR九州時代の鉄筋コンクリート製駅舎が竣工。 1970年(昭和45年)10月1日、鹿児島本線全線電化開業に伴い蒸気機関車の運行が終了。同時に出水機関区所属の機関車の配置が無くなる。 1981年(昭和56年)6月、出水製紙出水工場閉鎖のため、出水製紙専用線廃止。 1982年(昭和57年)11月、米ノ津港専用線(出水駅~米ノ津港)廃止。 2004年(平成16年)3月13日、九州新幹線の新八代駅~鹿児島中央駅の間が開業し、停車駅となる。鹿児島本線の八代駅~川内駅間がJR九州から肥薩おれんじ鉄道に移管され、在来線駅は肥薩おれんじ鉄道の駅となる。 2004年(平成16年)4月1日、肥薩おれんじ鉄道の新駅舎が完成し、改札口と待合室が移転。旧改札口は閉鎖。新築駅舎(九州新幹線の駅舎)は鉄道建築協会賞を受賞した。 肥薩おれんじ鉄道の出水駅はNPO法人・北薩倶楽部が管理する有人駅です。駅番号はOR16。 自動券売機、出札窓口、待合室を有する駅舎に単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅です。 国鉄時代の名残か肥薩おれんじ鉄道の車両は1両か2両しかないのに、ホームはそれに対してすごく長かったです。 現駅舎は2004年に建てられた新しい建物ですが、その隣に国鉄時代の1951年に建てられた2階建ての鉄筋コンクリート製の旧駅舎が残っていて、職員の人が現在も使用しているみたいです。 国鉄時代は主要駅の一つであり、駅構内に出水機関区や電力区、信号通信区、貨車用コンテナヤード、転車台、扇形庫、機関車検修庫、蒸気機関車用の給炭・給水施設、職員宿泊施設、職員住宅、独身寮などの諸施設が設置されており、機関車や貨物列車の中継基地として栄え、駅東側にある雲海酒造鹿児島工場やマルイ飼料松尾工場の付近まで広大な線路(ヤード)が敷かれていたそうです。 現在は一部の施設を除いてほとんどが撤去され、跡地は肥薩おれんじ鉄道の車両基地、九州新幹線の駅施設や線路用地、道路、駐車場、南国交通出水営業所などになっています。 主要駅であり機関区もあったことから駅の西口に蒸気機関車C56形92号機が静態保存されていますね。 出水駅の肥薩おれんじ鉄道の2015年度(平成27年度)の1日平均乗車人員は158人です、これがJR九州の九州新幹線になると同じ2015年度の1日平均乗車人員は1230人となっています。 JR九州の出水駅では、新幹線用定期乗車券「新幹線エクセルパス」の利用者が九州新幹線の全区間の中でも非常に多く、当駅~鹿児島中央駅の間の利用者数が特に多いみたいですね。 TOMIX Nゲージ 肥薩おれんじ鉄道 HSOR-100形 くまモンラッピング2 ・ 3号 セット 2両 98063 鉄道模型 ディーゼルカー楽天で購入 肥薩おれんじ鉄道 HSOR-100形セット (2両) 【TOMIX・98025】「鉄道模型 Nゲージ トミックス」楽天で購入

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