九州の駅

2023/09/18(月)19:39

新鳥栖駅(新幹線駅) 九州新幹線の分岐予定駅? JR九州  九州新幹線

九州新幹線(15)

新鳥栖駅(しんとすえき)は佐賀県鳥栖市原古賀町にあるJR九州の駅です。 2020年(令和4年)9月までは佐賀県内にある唯一の新幹線駅でしたが、西九州新幹線開業後は佐賀県内にも武雄温泉駅と嬉野温泉駅の2つの新しい新幹線駅が開業することとなりました。 2011年(平成23年)3月、九州新幹線 (鹿児島ルート)の博多駅~新八代駅間の開業に伴いJR九州の駅として開業しています。 九州新幹線と同時に在来線の長崎本線の新鳥栖駅も新設されています。 長崎本線の駅には駅番号としてJH02の番号が設定。 新幹線開業以前に鳥栖駅が担っていた優等列車を介しての佐賀駅・長崎駅・佐世保駅方面と熊本駅・鹿児島中央駅方面の接続機能を引き継いでいる駅です。 新幹線は、各駅停車の「つばめ」と、速達列車「さくら」の全列車が停車しています。 最速達列車の「みずほ」は停車していません。 在来線は特急列車を含む全ての旅客営業列車が停車。 2019年度(令和元年度)の1日平均乗車人員は新幹線・在来線の両方を含めて1642人となっています。 駅周辺は駅の北側で新幹線を佐賀県道31号線が横断しており、そのまま道なりに東へ進むと鳥栖駅へ至ります。 東側は駅開業前から郊外型店舗が数多く立地し、西側は閑静な住宅街が広がっています。 駅舎は鳥の翼を連想させる曲線のフォルムで、躍動感とスピード感をあらわしているそうです。 新幹線駅は在来線の真上直近に位置し、島式ホーム2面4線を有する高架駅となっています。 2018年8月には佐賀県による「ピアノの駅」プロジェクトにより駅構内にアップライトピアノが設置されました。 本来、九州新幹線(鹿児島ルート)にこの新鳥栖駅の設置計画はなかったそうです。 しかし、西九州ルート(長崎ルート)の計画策定にともない、鹿児島ルートから当駅で西九州ルートへと分岐させることが計画されたため、分岐駅として新鳥栖駅の設置が決まりました。 しかし、残念ながら佐賀県の反対もありこの新鳥栖駅から武雄温泉駅までは新幹線がつながっていません。 ですので、西九州新幹線は武雄温泉駅から長崎駅まで約30分の乗車で終わるガラパゴス新幹線となっています。 もし、この新鳥栖駅から長崎駅まで繋がっていたら・・・と思うと少し残念でなりません。

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