九州の駅

2024/01/05(金)23:49

東福間駅 周辺の団地開発で出来た駅 JR九州 鹿児島本線

鹿児島本線(68)

東福間駅(ひがしふくまえき)は福岡県福津市東福間一丁目にあるJR九州・鹿児島本線の駅です。 駅番号はJA12。 昭和50年代前半、東福間団地の分譲で駅周辺の住宅開発が進んだことにより住民の陳情を受け開設されました。 1978年(昭和53年)10月、国鉄が開設。業務委託駅。 2019年(令和元年)9月、お昼14時頃、軽乗用車が駅南側の駅前ロータリーからフェンスを突き破って、崖の下数メートルにある駅構内の線路上に転落、事故により鹿児島本線は上下線とも当駅を含む折尾駅~博多駅の間などで運転を見合わせ、18時に運転を再開しましたが、約2万人に影響が出ました。 2022年(令和4年)3月、みどりの窓口の営業を終了。 相対式ホーム2面2線を有する地上駅で橋上駅舎を備えています。 日中はJR九州サービスサポートの駅係員が配置されていますが、それ以外の時間帯は無人駅になっています。 2019年度(令和元年度)の1日平均乗車人員は2479人。 駅名が示すように福間駅の東側に位置しています。 旧福間町の中北部にあたる場所で、昭和末期(昭和50年代)には福岡市・北九州市のベッドタウンとして住宅開発が進みました。 東福間駅が最寄駅となる高校に福岡県立光陵高校がありますが、この高校も周辺の開発が進んだ1980年(昭和55年)に開校しています。 著名な卒業生としては漫才コンビ、博多華丸・大吉の博多大吉がいます。 東福間駅で起こった事件と言えば、2019年9月6日の午後2時半ごろ、東福間駅の南側のロータリーから、軽乗用車が線路上に転落するという事故があげられます。 車を運転していたとみられる70歳の高齢男性はけがをして病院に運ばれましたが、奇跡的に大丈夫だったようで、また、走行中の列車に車がぶつかるという大きな事故(二次被害)は起きませんでした。 二次被害がおきなかった要因として、東福間駅の南側の少し高くなっているロータリーから車が落ちてきた当時に、ホームにいた近くの高校・光陵高校の1年生の女子生徒が駅員の指示に従って駅ホームの緊急停止ボタンをおしたために、列車と車が衝突するなどということがなかったという話があります。 数百メートル先には駅を通過しようとしていた特急ソニックの姿があったので、もしかしたら大事故が起こっていたかもしれません。

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