パンダ女子の暮らし

朝のひとり時間

布団の中で聞こえてくる鳥のさえずりと
アスファルトの道を走る車のタイヤの音が
朝が来たことを教えてくれました。

カーテンを開けると部屋に日が
差し込んでパッと明るくなり、
体を動かすスイッチが
入るような気がするのです。

掛布団をパタパタと広げてたたみ、
枕をポンポンとたたいて膨らませ、
寝具を整えて寝室を出ます。

朝の洗面を済ませ
ドラム式洗濯機をまわして
キッチンに向かいます。
電気ポットにお水を入れて
お湯が沸くの待ちながら
雨戸を開け、いくつかの小窓を開けて
朝の空気を部屋に入れると
今日の気分に合う音楽を選びます。
このところのお気に入りの音楽は
佐藤正美さんのヒーリングボサノバ。


身支度を整え、緑茶を入れて一服の時間です。
熱いお湯で淹れたかりがねのお茶は
程良い渋みとほんのり甘みが残る
スッキリとした飲み心地で
これが好きなのです。

いつもの何でも手帳を取り出してきて
今日の《やること》や《思いついたこと》を書き出します。

手帳は、一年に一度、新しくしています。
ここ数年は、同じ種類の同じサイズで色違いの物です。

色んな思いの変化を読み返すことができ
気持ちの移り変わりの速さを知ることになります。
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思っていることと、やっていることの違いや
目標を立てたのに忘れていること
欲しい物リストに上げていたものが
必要でなくなっていること
計画ばかり立てて実行していないこと
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毎朝、配信されてくる『今日のことば』の心に感じたことを書き記します。
何かをしたい、していたいという気持ちが
いつもどこかにあって、時々見え隠れしています。
とりあえず心の中に引っかかったことは
書き出しておくようにしています。
自分の気持ちがいつも飛び跳ねていて
気ままに動きまわっているようで
観察記録日誌をつけていないと自分がわからなくなってしまうのです。

観察記録日誌を書いた後は
朝食の時間です。

冷蔵庫からゴソゴソと
昨日の夕飯から取り分けておいたサラダと
作り置き茹で玉子と生ハムを取り出します。
そして、クロワッサンと珈琲。

夕方、駅に向かって散歩に出掛けることがあります。
往復30分ほどの散歩コースです。
帰り道、ベーカリーショップに寄って
夜食用と朝食用のパンを買います。
食べることが楽しみなパンダ女子は
朝からモリモリ食べています。

朝の片付けをしていると
床に落ちているゴミが気になり
コロコロとウエットティッシュで
掃除をし始めます。
片付けモードのスイッチが入ると
リビングと階段の掃除が始まります。
目が慣れてくるのか、どんどんゴミとホコリと汚れが見えてきます。
この現象はとても不思議で
来客がくる前も
やたらと家のホコリや汚れが見えてきます。
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キッチンのスポンジのくたびれ
台拭きのクロスの黄ばみ
コーヒーカップの茶渋
ガラスコップのくもり
急須やガラスポットの茶渋
照明カバーの中の虫
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家の掃除が一段落したら
お茶の時間です。
もぐもぐタイムというやつです。


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リフレッシュ朝のひとり時間
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