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2007/04/27(金)15:36

ブラッド・ダイヤモンド

映画(312)

ヒドコートマナーガーデンで獲物狙っていた猫  ディカプリオファンの友人お勧め映画です。彼も立派になりましたね。  昔の日本人は珊瑚や翡翠、べっ甲等を愛でていた。櫛、かんざしはつけるがアクセサリーあまりしなかった珍しい民族。卑弥呼は付けていたでしょうが。  そんな日本人にダイヤモンドを買わせる戦略がもくろまれ、今は、エンゲージリングやエタニティリングに月給の3か月分とか費やすのが当たり前?かな。そんなキャンペーンのからくりを知ったのは随分前ですが、この映画はダイヤの不正取引をあばく社会派アクション。  日本でもアメリカでも昔から金や石油、石炭採掘には過酷で非道な労働をかせられた人々の存在がある。映画は冒頭から「ホテルルワンダ」のような残虐シーン。アフリカのシエラレオネの村は反政府ゲリラに襲われ多くの人が殺される。屈強な父親はダイヤ採掘に、子供は脅しや薬で少年兵に仕立てられる。何かで読んだ事実が映像化されている。多少甘くても、多くの人にこういう不正があるのを知ってもらうには良い映画だ。  それに危険地域で頑張る女性ジャーナリストも登場し長い映画だがあきさせない。  リーズ城の庭

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