音楽と一緒に♪<音楽と一緒に♪>Tよくネット上のスラローマーのビデオでは、軽快な音楽とともに実にカッコ良い滑りを披露していますが、 最初は普通に滑っている映像に後から音楽をかぶせているだけだろうと思ってました。 しかしヨーロッパ等のビデオでは、ちゃんと音楽にあわせて滑る姿が映っているし、昨年 ひで爺さんがこられた時にも、i-Podと外部スピーカーでBGMを流して滑っていました。 確かにバックにCoolな音楽でもかけながら、颯爽と滑っていればカッコイイですし、以前モエレで 滑っている時に、興味を示した兄さん達が”音ほしいね”と言っていた位ですから、客観的に見ても、 音楽に合わせて滑れればさぞかしカッコイイんでしょう。 ただ、私なんかはまだまだ音楽にあわせられるほど上達してませんし、音楽をかける事自体が なんだか照れくさいと思ってました。 しかしひで爺さんが来られた時、奥さんのきょうこさんが ”音楽をかけて滑ると、無意識に自分のリズムではない動きをする事になるので、 いい練習になりますよ” と言ってました。 確かに、ある程度基礎技が出来ると言っても、一本調子の単調なリズムを繰り返すだけ。 ルーチンを取り入れると、様々なリズムで体を動かす必要があるので、今の自分のリズムと 合わないリズムも自分のリズムにする必要がでてくるでしょう。 前置きが長くなりましたが、私も外で使える音楽環境を準備しようと言う事です。 一番簡単なのは、電池で動くCDラジカセ等を使う事なのでしょうが、大きいし嵩張るし、 電池の持ちも悪そうです。 ひで爺さんのサイトでも、プレーヤーやスピーカーについて紹介していますが、私も通勤や車での 音楽用にiRiver社のifp799というMP3プレーヤーを使っています。 流行のi-Pod程ではないですが、メモリ容量も1GBありハードディスクではなくメモリ形式なので、 衝撃にも強いですしバッテリーの持ちも格段に良い(単3電池1本で連続40時間)です。 そしてスピーカーですが、私が旅行用に持っていた小型スピーカーではアンプが無いので出力不足。 そこで、以前東京に行った時2000円で購入した、乾電池で動くアンプ付きスピーカーを一度 屋外で試した事があります。 数値的には1.6W+1.6Wで計3.2Wの出力ですが、プレーヤーの音量を目一杯上げてパイロンの一番遠い ところからなんとか聞こえる程度。 その上音は割れまくり、とても快適なBGMとはいえない状態です。 ひで爺さんのスピーカーでは、もう少し出力に余裕があったと思います。 ひで爺さんのinMotionのiM4というi-Pod用のスピーカーは総出力が4Wですから、もう少しパワーが あれば良いわけです。 しかしiM4は1万円近くするスピーカーなので、おいそれとは買えません。 と言う事で、お得意の改造をしたいと思います。 私の持っているスピーカーは中国製のスピーカーですが、実はサンワサプライ社のMM-SPP2という スピーカーとほぼ同等(というか同じ)の商品のようです。 どうも調べてみるとこのスピーカー、色々な名前を変えて色々売られていますが、 ※これがMM-SPP2 その中でYahooオークション上に、500円という飛び切り安いものがあり、内容を見てみると、 どうもUFOキャッチャーの景品のようです。 まずはその商品をヤフオクで取り寄せてみたところ、造りの精度はあまりよく無かったり、 外部電源がACアダプタでなくUSBケーブルから取るようになっていたりとMM-SPP2とは微妙に 違うものでした。 中を分解してみたところ、多少の部品の違いはあれどアンプの基本構成は同じようです。 実際に鳴らしてみたところ、MM-SPP2と比べても遜色なく鳴ってます。 ならばと近所を 巡ってみると、苗穂のイオ○にありました!そして頑張って取りました!(^^) 掛かったのは掛け値なしで900円、ヤフオクでも送料入れるとそんなものなので、 2000円弱で2個Getした事になります。 ※こっちがUFOキャッチャーの景品 さて改造ですが、MP3プレーヤーの出力を単純に2つに分岐し、バラバラに出力させても当然OK なのですが電池が倍(単4×4本×2台=8本)要りますし、なんとも貧乏くさいので、片方からスピーカー 部分だけを取り外し、一方のアンプに繋ぐ事で、LRそれぞれ2スピーカーとする事としました。 このスピーカーの特徴は、真ん中のアンプ部を中心に左右のスピーカーを折りたたんで、コンパクト になることです。(実際はそんなに収納性は良くないですが。) なので一方から左右のスピーカーのみを取り外します。 そして外したスピーカーから、アンプとのヒンジ部を切り取ります。 本体側のスピーカーに、追加するスピーカーのケーブルが通るだけの穴を開け、本体側スピーカーの ケーブルに半田付けして結線します。 あとは、強力な両面テープで2つのスピーカーを接着。 基本的にはこれで終わりです。 完成型はこんな感じです。 なんとなく左右のスピーカーを縦に配置しましたが、折りたたむとL字型になり収納性はあまり よくないです。 そういう意味では横一列に並べるべきだったかもしれません。(^^ゞ 分解して分かったのですが、このスピーカーのドライバー部をみると”2W4Ω”と記述してました から、通常でも4Wの出力があったようです。 なので、今回の改造でR(2W+2W)とL(2W+2W)で計8Wとなったわけです。 実際アンプ自身の出力の問題で8Wの出力が出るかどうか分かりませんが、2スピーカーでは 4Wのフル稼働させると、スピーカー自体が音割れを起こしていた事を考えると、2つ スピーカーを追加した事で同様に4W出力としても個々のスピーカーは1Wずつの出力でよいので、 音割れは起こさないでしょう。 実際に先週の体育館での練習で使用してみたところ、プレーヤーのボリュームの目盛りが 半分くらいでも十分な出力がでています。 屋内と言う事を差し引いても、屋外でも使えそうです。 第一2千円程度で作ったわけですから、壊れても惜しくありません(笑) 意外と電池の持ちもよく、今回の練習時間(3時間)程度ではビクともしません。 ただ外部電源としてACアダプタが使えると便利なので、付属の電源用のUSBを改造して一般的な ACアダプタを付けられる様にしました。 たいした改造でもないので、UFOキャッチャーの腕に覚えのある方は試しては如何でしょうか?.. まあそんなヒマ人は私だけか...(^^) |