2008/03/21(金)19:50
その先にあるもの
昨日は休み。パソコンを捨てて、天童に遊びに行った。
天童は将棋の駒で有名です。駒の90%以上が生産されてます。
だから、お土産のモナカもヨウカンも将棋の駒の形をしております。
もともと天童は、織田藩だった。
そう、織田信長の子孫の藩です。
だから、天童に行き、町の人の会話を聞いていると語尾に”みやぁ~みやぁ~がつきます。
まるで名古屋にいるようです。
話を戻すと、
織田藩のころに天童では武士の内職として将棋の駒が作られるようになったそうです。
さらに話を戻すと、なぜ天童に行ったかというと
前の晩、NHKで将棋の天才棋士、羽生さんの事をやっていたからだ。
若い頃、1000手先を読む男といわれ、将棋のタイトルを独占(7冠)した青年も
今では35歳になり、タイトルも二つだけとなってしまっていた。
それもそのはず、
直感を信じて将棋を指すようになったため。
”リスクなくして成長なし”といっていた。
具体的に言うと
対戦相手が、自信を持っている陣形の、一番守りの堅い部分をあえて攻めるという。
解説のプロ棋士が、対戦相手の心境を語った。
”この責め方をされて、負けたら傷つきますね~、人格を否定されるようなものだからね~”
結果は。。。
羽生さんが勝っちゃうんですね。
でも、負けることも多く、結果、7冠が2冠に減ってしまったということだ。
NHKの解説者が
”10年前の羽生(7冠)さんと、今の羽生さんが対戦したらどっちが強いと思いますか?
羽生さん
”わからない。だけれど、将棋のことについては今のほうが知ってると思う”と
答えていたのが印象的でした。
テレビを見終わり、私も影響されやすい人間なので、さっそく天童だったのです。