2008/03/08(土)06:19
性格診断
”困った人”
明治維新のとき、西郷どんが、山岡鉄舟に対していった人物評。
だいたい、政権が変わる時は、すごく大きな戦争があります。
そして大勢の方がなくなります。
”江戸城の無血開城”は、過去を見ても、世界を見渡しても
めずらしい幕のひき方だった。
”大人の幕引き”だと言える。
西郷と勝海舟と篤姫の手紙が、困難な”大人の幕引き”を実現したのですが
二人の会談をまとめに行った人物が、その困った人。山岡鉄舟です。
彼は、ひとり、西郷に面会するため官軍の警備するなかを
”朝敵、徳川慶喜、家来、山岡鉄舟まかり通る”と大声で叫び、堂々と歩いていった。
そして、会談に先立ち、江戸開城の基本条件の合意を西郷から取り付ける。
会談が終わって、西郷は。。。
”金もいらぬ。名誉もいらぬ。命もいらぬ。と言う人は始末に困るが、
そのような人でなければ、天下の偉業は成し遂げられない。”と言ったそうだ。
私の父は早くになくなった。仕事の鬼だった。
私が20代前半のころ、父が脳梗塞で倒れ、見舞いに行ったとき
一冊の本を父にプレゼントした。”菜根譚”だ。
すごく喜ばれた。
わたしの個人的な考えとして
若いころは、クラウゼビィッツやマキャべリなどにおもしろさを感じたが
最後は、菜根譚にいたるような気がします。
おもしろいのは、田中角栄や五島慶太(東急グループの創業者)のような
アクの強い人ほど、この本を愛してやまなかった。
楽天リンクスの性格診断をした。
”純粋さ”が、欠けていると言う結果だった。
どうりで、子供の話にいつも感動しているはずだ。と思った。
人間、自分にないものを持っている人には憧れるものです。