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カテゴリ:カフェ感
今朝、車のラジオから、いい話が流れてきた。
ある書店であった出来事らしい。 ある日、書店のご主人が、店内で、そわそわしている中学生の男の子、二人を見つけた。 案の定、その二人の男の子は、お金を払わずに店を出た。 ご主人は、二人を捕まえた。 すると二人は言った。”お金を払えばいいんでしょ” 書店のご主人は、両親を呼び出した。 はじめに来たのは、A君のお母さんだった。 A君のお母さんは目に涙をためて、怒りに震える手で、A君のほほを平手で叩いた。 そして、書店のご主人に深々と頭を下げて、丁寧にお詫びをして帰っていった。 その少し後に、もう一人、B君のお父さんが書店にやってきた。 B君のお父さんは、B君をまったく怒らなかった。叩くこともなかった。 すると、B君のお父さんは、書店には大勢の人がいるにもかかわらず、土下座をした。 書店のご主人はびっくりして、あわてて”そんなことなさらいでけっこうですよ。”と B君のお父さんをおこそうとした。 するとB君のお父さん顔は、涙でぐちゃぐちゃになっていた。 そして、それを見ていた、B君も泣いていた。 書店のご主人は、その時、子を思う親の愛情の深さを感じたという。 私は、ラジオから”B君のお父さんは、Bくんをまったく怒らなかった。” というフレーズを聞いた瞬間、 ”そんなことだから、子供が悪さをするんだ”と思ってしまった。 もし私に子供がいたら、私も多分、A君のお母さんと同じ対応をしただろう。 とても心に響く話だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.09 09:07:27
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