カフェ感

2008/08/20(水)18:55

ブックオフに学ぶ(2)

会社を創った男たち(29)

今日も休日を利用して、別な町のブックオフに行った。 一つの疑問と、一つのなぞがあったから。 一つの疑問とは、 ブックオフはフランチャイズ店舗である。 わたしが先日、立ち寄ったブックオフがたまたまよい店長に恵まれて それで、たかいレベルを維持しているのではないか。 つまり、”フランチャイズの力”ではなく、”個人の力”によって 店舗運営が行なわれていたのではないか。という疑問。 一つのなぞとは、 なぜ、店内の空気が澄んでいたのか。というなぞ。 今日、昼過ぎに隣町のブックオフに着いた。 やはり平日にもかかわらず、駐車場は混んでいた。 そのためか、店から少しはなれたところに、新たに増設された駐車場があった。 中に入ると。。。 やはり、前回、立ち寄ったブックオフと同じ、いい雰囲気の店だった。 つまり、経営者が異なるのに高いレベルだということは ”フランチャイズシステムの力”だと言うことが分かる。 そして、店内の空気の良さも、すぐに分かった。 空気を良くしているのは、”店員さん”だった。 田舎町の平日だと言うのに、ずいぶん多くの店員さんがいた。 普通の書店、平日、売り場に5名はいない。 つまり、それだけ良く商品が動き、売り上げが高いことが分かる。 すれ違う時に、かならず店員さんに挨拶された。 店を出るまでになんども挨拶された。 すごく一人一人が、テキパイ仕事をしている。 また、店内放送ではなく、自分達でお得な情報を耳障りにならない程度の口調で お客様へ伝えている。 会員証(Tカードという)を勧められたので作った。 わたしは、書くところを少しだけ間違ってしまった。 書き直します。と店員さんに言うと。。。 店員さんは言った。 大丈夫です。わたしが後で書き直しておきますよ。と笑顔で言ってくれた。 名札を見ると、普通のアルバイトさんだった。 恐れ入りました。 またカードの案内パンフを見ると。。。 提携店が書かれていた。 三菱東京UFJ銀行、全日空、洋服の青山、ファミリーマート、すかいらーく、 三井住友銀行、ENEOS(日本石油)、TSUTAYA、楽天、白木屋、牛角などなど Tカードの”T”の意味を聞いてみると、 TSUTAYAの頭文字のTなのだそうだ。 つまりTSUTAYAカードが進化し、様々な企業が相互乗り入れし利便性が高まり、 ”T”カードになったそうです。 先日、公共料金の支払いにコンビ二に行った。 中に入ると、空気がおもかった。早く出たいと思った。 店内には、小さな子供と女性の姿はない。 店の雰囲気が悪くなると、一番先に姿を消す客層だと言われている。 店員さんはとてもだるそうに仕事をしていた。 しゃがむのが面倒なのか、足で買い物カゴをよけていた。 店を出るまで、あいさつは一つもなかった。 経営の神様、松下幸之助やトヨタの社長さんがよく言う言葉がある。 カルロス・ゴーンもよく言っていた。 ”現場を見なければダメだ。””現場を見ればすべてが分かる。”と。 のぼっていく会社と、くだってゆく会社の原因は、 たまたまいらっしゃった、お客様でもよく知っている。

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