|
カテゴリ:カフェ感
わたしが、 山形に引っ越してきた時、 季節は夏だった。 物件をいくつか見て部屋を決めた。。。 ロフトがあり、天井も高く、天窓まである部屋だった。 窓はとにかく大きく、フローリングの床から天井近くまで伸びていた。 そのときはいい物件を見つけたと喜んでいた! この時、 わたしは、 まだ、山形の冬を知らなかった。。。 そして、 いよいよ冬になると、高い天井、大きな窓、フローリングの床は。。。 エアコンをつけても、さらに石油ファンヒーターを追加しても、布団を買い足しても、 寒い部屋には変わりがなかった。 春になるまで、吐く息は真っ白だった。 今日、巨大戦艦ジャスコへ行き、大好きな本売り場へ向かう途中。。。 家電コーナーを通りかかった時、 巨大なテレビのスクリーンの目の前で、 小さな女の子が正座をして一生懸命テレビを見ていた。 不思議な光景だったので、わたしもふと立ち止まってテレビを見た。 テレビはNHK大河ドラマの天地人を放送していた。 ちょうど直江兼続と織田信長が話しをしているシーンだった。 どうでもいいことだが。。。 この時期の織田信長は、四方八方に敵を作っており、 戦国最強といわれていた上杉謙信とは戦いたくなかったはずであり、 上杉の使者に、あんなに横柄な態度は取らなかったはずだと思うのだが。。。 かなりこの時期の信長は、上杉謙信にゴマをすっていたはずなのだが。。。 。。。。。。 それは、さておき、 この時、 わたしはテレビが売れなくなってしまった理由が分かった! たぶん。 それは私の引越しと同じ理由だと思った。 テレビは技術の進歩とともに、画面が恐竜のように巨大化していった。 画面が巨大化していくと同時に、画像もとても緻密になっていった。 しばらく大画面テレビを見ていたら。。。 美しい女優さんの顔のアップが! 。。。。。。。。 わたしはショックを受けて本売り場へ向かいました。 むかしと比べるとテレビの画面はずいぶん大きくなったが、 日本の家のサイズはそれほど変わっていないのではないだろうか。 大きいテレビは、映画と一緒でたまに見るから良いのであって、 毎日、狭い部屋で大画面を見て、しかも見なくてもよいものまで見続けていると。。。 テレビ離れが進むのもわかるような気がした。 いま、 わたしはタタミの和室の部屋に住んでいます。 和室だから窓もそれほど大きくはありません。 カーテンではなくて障子(しょうじ)と襖(ふすま)です。 いま、 冬ですが、 ほんとうに暖かい部屋です。 光熱費は、従来の半分以下で納まりそうです。 変化をしながらも、セオリーは見失ってはいけなということ。 二律背反の両立が大事だと感じました。 北国で天井の高い部屋は危険です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|