カフェ感

2009/03/25(水)08:55

日本の選手たち

グットな人(76)

きのう。。。 アメリカ合衆国28代大統領 ウイルソンのことばだなぁ  としみじみ思った。 いままで、 チャンスに凡退し続けた、イチロー、 イチロー自身も、 試合が終わった時、 ”ようやく日本のユニホームを着ることが出来た”と語っていた。 どうして、 あれだけ不振の続いたイチローが、 最後に、 世界一を決めるヒットを打つことが出来たのだろうか? たぶん、 ウイルソンの言葉が、それを、うまく表現できているとおもった。 ”運命のなかに偶然はない。”     ”人間はある運命に出会う以前に、自分がそれを作っているんだ。” 試合のない日の静かな練習場に、 毎日、一番早く 一番多く 汗を流した男。。。イチロー。                 優勝した後、 日本選手達は、 韓国選手たちがしたように、日の丸の国旗をマウンド上に立てることはなかった。。。 かわりに、 途中で怪我をしてしまい戦線離脱を余儀なくされた、村田選手のユニホームを 優勝トロフィーに巻きつけて高々と掲げていた。 村田選手のエピソードをひとつ紹介したい。 村田選手は、ファンの間で、”男・村田”と呼ばれている。 それは、 今から2年前の10月、鈴木健という選手の引退試合でのことだった。 鈴木健がピッチャーから打った13球目の打球が、 平凡なサードのファールフライとなった。。。 村田は、そのファールフライを”わざと”捕球しなかった。 この時。。。 球場全体から。。。 横浜ファン、ヤクルトファンに関わらず大きな歓声が沸き起こった。 結果、 鈴木健は、次の14球目の打球をセンター前にクリーンヒットを放ち、 長いプロ野球人生、有終の美を飾った。 翌日のスポーツ新聞では”粋なプレー”と書かれた村田だったが、 一方、いかに引退試合とはいえ、そのプレーはあまりにも失礼であると、 テレビ番組の中で、ご意見番の大沢親分や張本勲からは強く叱責されたのだった。 そんな男です。村田という選手は。。。 今日も一日がんばりましょう。

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