カフェ感

2009/08/01(土)06:21

母と娘のカフェ

昨日、ようやく ”うわさのカフェ”にたどり着くことが出来た。 そのお店は、山形県の飯豊町(いいでまち)にあります。 人口は8千人程度。 空気とお米のおいしい小さな町。 わたしも山形に住んでいるが、 飯豊町は、 仙台や秋田へ行くより遠い。まるまる一日かかる。 新潟の県境にある町だ。 飯豊町に入ると、 ”空気”が、”くうき”に変わる。 ”みどり”が、”緑 ”に変わる。 そして、 ”ヒト”が”人”にかわる。。。 飯豊の昨日の最高気温は21度。車のエアコンのスイッチを切る。 窓を開ける。 空気があまくておいしい。 向かった、うわさのカフェは、 ”ポタジェ” 農家の方が、農機具小屋を手直しして、田んぼの真ん中で始めたカフェ。 農業が本業のため、月曜から木曜はお店は休み、農業に全力投球。 カフェは、 一週間のうち、金曜 土曜 日曜の三日間だけオープン。 お母さんと娘さんが元気に切り盛りしている。 今年の五月ごろより、このお店に行きたくて3度挑戦したが、 迷子になり、広大な田んぼの周りをぐるぐる周り挫折、 むなしく帰る日々が続いた。 迷子になり、 カーナビも役に立たない場所。。。 しかたなく、車から降りて、地元の方に 店の名前を聞くのだが。。。 だれひとり店の名前を知らない。 昨日、ようやく飯豊出身の友人を強引に誘い、 人間カーナビを駆使して、 お店にたどり着いた。 オープンと同時 一番乗りした。 きもちのよいカフェだった。 生みたて卵でつくったシュークリーム、 自家製ルバーブジャムが添えられた、自家製ベーグル、 シフォンケーキには、アイスが添えられており、 そのアイスの上にはかわいらしく ちょこんと のったミントの葉っぱ、 あさ、畑から取ったものらしく、かおりが強く爽快感があった。 ケーキとアイスをより つよくアシストしていた。 カフェは、 オープンして、30分もたつと満席になった。 12時近くに来た、あきらかに地元の人ではなさそうな、 きれいな服装の女の子二人連れのお客さんが、がっかりして帰っていった。 わたしらも、 次のお客さんのことを考えて、 もう少しお店に居たかったのですが、 店を出ることにした。 帰りに、おいしい手づくりベーグルと焼き菓子を買った。 のっぱらにある駐車スペースの車を見ると、 横浜ナンバー 袖ヶ浦ナンバー 宮城ナンバー ここは、山形県のはずなのだが。。。 残念ながら、山形ナンバーのくるまは1台しかなかった。 その一台しかない山形ナンバーの車に乗ってカフェを後にした。 カフェは、どんどん小さくなっていった。 いま、未曾有の不景気だとヒトは言う。 駅前で 人通りの多い店も、ガラガラ。 しかし、 人口8千人の町で、店前通行量ほとんどゼロという立地にあるこのカフェは、 お昼前に満席だった。                                                                                                     

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