2010/08/02(月)22:42
思考停止しない韓国
韓国から、留学生のスーヨンが里帰りしてきました。
サムソンの強さを学びました。
日本をお手本にしながら、常に守・破・離を忘れず、日本企業を
超え続ける活動をして、日本より「より早く」「より大胆に」活動して
きて、今日の成功を導いております。
ひょっとして、経済界だけでなく、政治・財政でも同じことが起こって
いるのではないかと、うっすらと予感がしておりましたが、予感は的
中しました。
国債発行残高は、国家予算の50%未満。国債依存度は5%以下
で、優等生に近い取組です。
また、国会議員も299人の一院制で、日本とは比較にならない政治
効率です。
議員定数や財政課題でも、欧米としか比較して語られませんが、
韓国などアジア諸国は、日本の問題を教師・反面教師と明確に
分析して取り組んでおられます
国民が激しく思考し、激論を交わしながらも、リーダーが強引と言う
ほどに勝利の方程式を実践する様は、日本人には激しすぎるという
感じです。
日本は穏やかという特質を大切にしながら、少し思考停止するところ
があるように見えるのは、ひがみでしょうか。
欧米だけとの比較を卒業して、もっとアジアにも目を向けて、先生・友人
を求めないと、成熟社会同士の傷のなめ合いにしかならないのでは
ないかと、今日の国会論戦を聞きながら感じました。