【Wine】 Les Forts de Latour 1997

昨日の件もあって、年末の挨拶がてら銀座の“煙事”へ。しかしマスコミへの露出が増えたおかげか、とっても混んでいる。騒がしい席が大嫌いなことを店長に熟知されているので、丁寧に２階の“煙時”へ案内される。 まずアペリティフはシェリーで。アモンティリャード30年をいただく。 次に白ワインをリクエスト。 レゼルヴ フォンマルス VDPシャルドネ 2001をグラスでいただく。酸のきいた適度に引き締まったボディに適度な果実味とかるいバター風味。南仏のシャルドネとは思えない。こんなVDPがあるのか。 スイスイと飲んでしまい、２杯目を頼む。 酒肴は、アンキモ、白子、燻製たくあんの３種盛り 普通は日本酒やシェリーをあわせるところだが、白ワインのまま続ける。 酒肴も終わり、赤ワインをリクエスト。クリスマスに勢いで開けてしまったらしい レ・フォール・ド・ラトゥール1997がグラスで出せるとのこと。そうなれば話は早く、すっとメインが決める。出てくるまで時間がかかるので、場つなぎとしてVDPの赤をもらう。付合せは、場つなぎというには語弊がありすぎるが「燻製鴨と燻製ベーコンのサラダ」。 メインディッシュは、「仙台牛のシチュー、パン、サラダ添え」 レ・フォール・ド・ラトゥール1997は、少しばかり堅さを残しながらブラックベリーの香りに胡椒的なスパイスの強い風味。余韻もほどほどに長く、いい感じ。ジャムのような甘さに引き立てられたスパイシーな味わいがシチューの深いコクと良くあってる。 ディジェスティフはお勧めのシングルモルトで。 なかなか飲めるようなしろものではない、ディーラーズ物を Rosebank 20years Auhchentoshan 22years と飲む。 最後にTAKEOUT用の燻製塩を購入して御開き。 ★煙事（http://www.ginza-enji.com/）