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★Rick★のアメリカ生活

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October 7, 2004
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カテゴリ:日常の出来事
今朝はKen、予想に反して7時に起きてきちゃった・・・・今日はもう少しゆっくりと朝が過ごせると思っていたんだけどなぁ・・・・がっかり。

いつもKenが起きてから掃除にとりかかる私。7時に起きてしまったけれど、よいこともある。そう、午前中、お友達の家に遊びに行けるのだ~!!私はさっさと掃除をすませ、Kenにシリアルを食べさせ、早速お友達に電話。お友達は、昔ほとんど毎朝一緒にお散歩に行っていた仲。最近は、お互いの生活リズムがなかなか合わず、1週間に1回会うか会わないか・・・そのお友達にも今月末で3歳になる男の子Dくんがいるの。(上に7歳のお姉ちゃんもいるんだけどね)毎日、お姉ちゃんが学校から帰るまでの間、お友達はDくんと暇をもてあましてるらしい。電話をしたら、大歓迎してくれたわ。

私も久しぶりに女友達とのおしゃべりできて、とっても楽しかったわ。でも、お互いに、マミーのアテンションを欲しがる子がいるので、あまり話しに集中できず、途切れ途切れだったけれど、それでもこの3日間、Kenと二人きりで家の中で過ごした私にはとっても楽しいひと時だったわ。

午後は、なんとなく久しぶりにお昼寝しそうな感じだったので、ゆっくりソファに座ってテレビを見ていたんだけれど、例によって寝てしまったのは・・・私・・・・。しばらくしてKenに起こされ、Kenもテレビは飽きたようだったので久しぶりにKenの部屋に移動して本を読んであげた。その本は、前にグランマが送ってきてくれた本。すっかり存在を忘れていた私。読んだ事のない本だったので、私も興味があったのでそれを読むことに。

タイトルは、I need a Hug.
主人公は一匹の赤い虫。一人ぼっちで寂しいよ~って感じではじまるの。それで2匹の緑色の虫に出会い、ハグを求めるけれど拒否をされ、つぎに3匹のオレンジの虫に出会い、ハグを求めるけれど拒否をされ、・・・という感じで10匹のピンクの虫に拒否をされるまで続くの。
1から10まで数の勉強みたいなものだよね。あとは10色の色かな。
みんなに拒否をされて1匹の赤い虫は寂しいよ~って泣いちゃうの。そこへ、もう1匹の赤い虫が登場。そのもう1匹の赤い虫も同じように寂しいよ~って。で、お互いにハグし合うの。
最後に、僕たちはみんな友達が欲しいし、ハグもしたい。今日はあなたの友達にハグしてあげてね!って感じで終わるの。

Kenは私がお話を読んでることには興味なし。一応、1ページづつ最初に文字通り読むけど、すぐに私流にKenにわかりやすく説明してあげた。3匹目ぐらいまで読むと、もう虫たちは赤い虫にNo!というのがわかったみたいで私の前にNo!って言っていたよ。それに、一生懸命私が言った文章を言おうと、わたしの後についてリピートするの。失敗したらまた最初からリピート。完全に文章を言えたと自分で思うまで何度もリピートするの。これは人間の本能なんだと思う。私にとってKenの話す言葉は外国語。なのですごく人間の言葉の学び方が見えやすい。中学の時に始めて英語を習ったときは、リピートするのは大切、とわかっていてもそれが出来なかったり・・・でもKenは本能でそれをしているから、人間ってすごいなぁって思う。

話は戻って、Kenは話の内容よりも、虫たちをワン、ツー、スリー、って数えることにも喜びを感じていたわ。数を数えられたら、「イェーイ」と言いながら、自分に手をたたいて喜んでいた。

この本は数も覚えられるし、色も覚えられるし、友達への思い(?)も学べる。
でもね、やっぱりKenは本の内容はあんまり理解してなかったみたい。本を読み終わってすぐに旦那が帰宅。いつも旦那がKenにハグを求めると、KenはNo~!!!って言ってすっごーーーーく嫌がるの。逃げ回ったり、旦那に捕まってしまうと、私に「Help!」って助けを求めたり。本当に嫌らしい。
で、Kenは旦那に本を読んだことを報告。旦那はもちろん意味不明なので、私が本の内容を少し説明。旦那はシメタ!と思ってKenに「ダディも寂しいよー、ハグしたいよー」って。でもやっぱりKenの答えはNoでした。かわいそうな旦那。






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Last updated  October 8, 2004 11:48:26 AM
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