こどもの近況
2012年07月25日22:09 (mixi日記に投稿したもの)※なぜか季語の無い短歌調という謎は大人の心で水に流してください。 【こどもの近況】 1.処方箋 「誕生日って 書いてある」 待ち遠しいね 自分のお祝い 長男は2歳。 手の甲や手首がよく荒れて皮膚科に連れて行きます。 診察後に受付でもらった処方箋を両手に持ち、 「今日はたいちゃんの誕生日ですって書いてある」 と言って受付のお姉さんを笑わせた…というエピソードです。 2.手のひらに コロンとくれた 一口飯 つい泣く母に 「泣いたらいいよ」 今は丸い一口おにぎりを作れるシリコンゴムの育児グッズがあります。 それを自分でやりたがって、私に初めておにぎりを作ってくれ、 「美味しいと思うよ」と渡してくれたので、つい嬉し涙が出ました。 「どうして泣いてるの?」と聞かれて「たいちゃんが大きくなって嬉しいからだよ」 と答えたら「うん、泣いた方がいいよ」と返したのです。 そんな台詞、熟年男性からも聞いたことなく、 長男の早熟さにビックリした…あと一ヶ月半で3歳になる最近の出来事です。 3.「今日のママ 一体何を 着てるかな」 どきっと響く パジャマの私 私は5月半ばから実家へ移って療養中、平日の昼間や土日祝日のみ自宅に戻ります。 保育園送迎は夫と父が手分けしています。 だから平日に私が息子達と接するのは、保育園が終わってからの入浴・夕食・ 夫が迎えにくるまでの遊び時間に限られます。(そして夫が自宅で寝かしつける) それで母の様子を気にして保育園帰りに自転車の座席で長男が発する言葉なんです。 お迎え担当の父から聞いた話。 4.初めてね きみが「頂戴!」 言ったのは 海の向こうの ガムランの音 日曜日、公園遊びから帰って昼食を取っているときに 長男が「これなあに?」と私がつけていたネックレスに興味を示しました。 それは夫のバリ島土産であるガムランに鎖を通したアクセサリーでした。 「ガムランだよ。王様が眠るために昔はもーっとおっきいのが使われたんだよ。 動くと鈴の音が繊細に響いて綺麗でしょ。」と答えると いきなり「ちょうだい!」と大声で叫んで掴み取ろうとかかってきました。 即壊されそうだったので「じゃあ、たいちゃんが力を加減できるようになったらね」 と急いで外して箱にしまっちゃいました。 長男の前ではもう当分つけられないな…。 もちろんこれまでにお菓子とかおもちゃとか嫌というほどせがんでます。 だたそれは「食べたい」「買って」とかの言葉で 「ちょうだい」って表現ではなかったし、襲い掛かるほどの気迫をもって 欲しがったのは初めてだったので衝撃だったんです。