書道教室・・当面の目標
昨日アップした25日の日記に、町作品展に出品したりえばぁの書を掲載し、それをみなさんにも見てもらいました。それについては、たくさんのコメントを頂き感謝しております。 実はあの手の書風はりえばぁがほんのこの頃取り組み始めた分野で、自分が見ても良いのか悪いのかわからずの一枚でした。何となく物足りなさも感じ、気分は今一優れないというのが本当のところでした。この手の文体は「調和体」とか「漢字仮名交じり書」とか「詩文書」とか「現代文体」とかとさまざま呼び名があるようですが、共通するものとして詩的感覚で自由に表現するということ。そういわれても、りえばぁは、元もと繊細さに欠ける“がさつな人間”ですからねぇ。詩的感覚などどこを探しても見あたらない上、ストレートなものの見方が身についているところ、こんな人間がこれに取り組んで果たして良い作品が書けるようになるか怪しい物だと思っています。 書道展に出品する作品がこういう書体が多いと感じたりえばぁは、今、習っている書道団体が取り扱っているたくさんの部門の中にこの分野での競書があることを知り、この教室で3ヶ月ほど前から参加するようにしました。毎月課題が示され、それを半切1/2の大きさにどのように配置して表現するかと自分で構成しなければならないところで、他の課題とは趣きが大きく違うことを感じています。 どの書道教室でも同じく、メインは半紙漢字6文字を楷書、行書、草書、草書、隷書、篆書を臨書で書いて勉強することが主になっているようですが、この団体では他に、仮名、条幅、手紙文、実用書、硬筆・・・・・などと自分は筆を持って何をしたいのかという個人個人の目的意識に沿って習えるように様々な分野も用意されているようです。みなさんに見て頂いたこの与謝野晶子の「調和体」には「級」や「段」などはつきませんが、競書で提出した作品は1回1回しっかり審査してもらえて、その結果は「秀作」「佳作」「入選」の3つに評価されているところです。で、この与謝野晶子のこの“乱れ髪”も、実は制作する時期が田んぼが忙しい農繁期であったため、競書で出した2番手を額に入れて出品したと言う事でした。 28日の書道教室でその結果が載っている書道誌を頂き、その欄を見ると、このりえばぁの作品の評価は「佳作」・・・まあ、良くも悪くもないということだったようです。与謝野晶子の詩は文が長く、その表現方法は皆さんも悩んでいるようで、優秀作品として写真掲載されている方への評価にもさまざまなコメントがされていました。書いていて苦しく、仕上がって眺めて楽しく飽きないというところですので、どこまで書けるようになるか分りませんがしばらくこちらの勉強も続けて見ようと思っています。 昨年の6月からこちらの教室に移り、ちょうど1年が経ちました。新たに10級から始めた「半紙漢字」「手紙文」「条幅」は現在それぞれ1級まで到達し、後は年に2回ある入段試験待ちのところまで来ています。1級には入段待ちの方々のお名前がたくさんあり、それらの方々の作品はランクをA,B,Cとレベルを分けられて評価されているようです。今後の目標としてはこれらには常にAレベルに名前が載るように、そして「調和体の部」では「秀作」の評価がもらえるように練習に励んで行きたいと思っています。 26日の昼食です。1,焼きおにぎり 2,きつねうどん 3,卵焼き 4,胡瓜の浅漬け 5,大根とツナのサラダ でした。