東京フィルハーモニー交響楽団 in 東京オペラシティ
お知り合いの方から「東京フィルハーモニーの演奏会形式のモーツアルトのオペラ『クレタの王イドメネオ』を聞きに行きませんか?」とお誘いを受け、会社のご近所のマダム2人をお誘いして、初台の東京オペラシティに参りました。コンサートやその他イベントでは来た事のあるオペラシティで本物のオペラを観るのは初めての体験でした。約1600席ほどある客席は8~9割が埋まっていました。東フィルの定期会員もたくさんいらっしゃるとは思いますが、年齢が比較的高い男性の姿が多く見受けられました。 出し物は、ギリシャ神話を元にモーツアルトが創作した神話でクレタ王イドメネオとその息子イダマンテ、そして敵国の王妃イリア、また王と複雑な関係にあるエレットラが主な登場人物である。それをテノールの福井敬さん、メゾソプラノの林美智子さん、ソプラノの白木あいさん、ソプラノのMS.Carmela Remigioさん他が素晴らしい美声を披露してくれました。 休憩をはさんで、約3時間の演奏会には日本語の字幕が2階部分に電光掲示板で表示されるのですが、歌を聴きながら字幕を読むのはちょっと難しい技でした。それでも最後の若い王子と王妃が結ばれるフィナーレには惜しみなく拍手が送られていました。最後に韓国人指揮者のチョン・ヨンフン氏も素晴らしいコンダクターであったと思います。