パチ&フットボール

2014/06/25(水)00:09

遅攻

W杯(55)

 今大会を見ていて痛感するのは各国のカウンターの鋭さである。前線に飛車角を持つオランダは強烈な武器となっている。またこれは伝統であるが、攻撃も鋭いブラジルはカウンターの切れ味も鋭い 強豪国というのは、能力の高い選手が多いため、迫力のあるカウンターが生まれるのは当然だが、そうでない国も今大会は鋭い 先日記したが、アルゼンチンを苦しめたイラン。実力差は戦前からはっきりしている。守備的にならざるを得ないのだが、単に守っているだけではアルゼンチンは怖くもなんともない。切れ味のあるカウンターがあるからこそ、それを恐れるアルゼンチンは、100ある攻撃力が60、70に低下していた 南米のチームというのは伝統的にカウンターが得意である。理由は明快で、南米予選で必ずブラジル、アルゼンチンという強豪国と戦わなければならないからだ。自然にカウンターが身につく ひるがえって日本を見た場合、カウンターに全く迫力がない。ギリシャ戦では逆に相手のカウンターにおびえてミドルシュートやドリブルの仕掛けが少なくなってしまう始末。相手ボールを奪うのはいいが、スペースに走り込む味方の選手に送るロングパスの精度が低いから迫力がなくなる。またスペースへ向かう選手もスピードが遅くとボールに追いつけなくなってしまう。これでは敵に驚異を与えるのは厳しい 5時間後に行われるコロンビアも、もちろんカウンターは得意である。日本は結構ボールを持てるはずだが、そこからどう展開するかは課題のひとつとして、カウンターにも注目して観戦したい   ちょっとしたことに気付いたのですよ。ベルギーのフェライニは初戦は途中出場だったが、試合後半に投入されるや見事な仕事ぶりで、勝利に貢献した。メキシコのエルナンデスも本来はエースであるべきはずが、今は控え。だが、1次リーグ突破をかけたクロアチア戦で貴重なゴール。この2人に共通するのはマンUでほとんど出番がなかった選手ということ この2人と事情は異なるがオランダのファンベルシーは、けがが多く、マンUで思ったように試合に出られなかった ということはですよ  香川が必ずゴールを決めてくれるはず です 

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