パチ&フットボール

2016/09/28(水)01:01

便利な時代

旅(509)

 旅から戻って1週間が経つのに全く更新できませんでした。申し訳ありません。4日間も休むと(といっても3日は暦通りの休みなんですが)、仕事がたまってしまって、その処理に追われ続けます。その合間に飲み会も入ったりして、なかなかゆっくりパソコンの前にいられませんでした。もしかたしら旅の途中の方がゆっくりできたのでは(汗) 私は鉄道旅をする際、基本的に日が暮れると乗りません。車窓が見られないからです。その分、路線乗り潰しにもロスが出ますが、夜は夜で地元の美味い酒と料理を味わいたいタイプです。その意味ではぜいたくかもしれませんね  旅の初日となった16日、大垣からバスに乗り、15分ほど揺られて降りたのは  赤坂宿。順を追って説明しますと、私が目指したのは美濃赤坂駅でした。路線図を見ていただければ分かるのですが、大垣駅から北に少しだけ分岐した支線が走っていて、わずか2駅。その終点が美濃赤坂。美濃赤坂支線と呼ばれていますが、れっきとした東海道本線の一部です(支線扱いですが) ただし盲腸のように、ほんの少しだけ突き出た路線で、電車の本数がきわめて少ない。朝夕は通学通勤のため、それなりに本数があるのですが、昼間は3時間ほど電車がない時間帯もある。私が行ったのは、ちょうどその時間帯。まぁ大垣は大きな街なので、ちょうどお昼もまだだし、ゆっくりコーヒーを飲むのも可能。時間を潰した後、電車に乗ってしまえば、あっという間に着いて、基本的にはその電車が大垣まで折り返してくるので問題はないのですが、いずれも美濃赤坂での滞在が短すぎる。10分も経たないうちに大垣へ折り返してしまうので、駅及び駅周辺を満喫する時間がない そこでふと思いついたのはバスがあるのではないか、ということ。大垣へ向かう車中でスマホを取り出し調べると、駅にはバスが入っていないが、駅から数百メートルのところまではバスがあるとのこと。バス停も分かったので、そこからバス会社を検索すると大垣駅の時刻表が出てきました。2月に1日3本とかいう長門本山を訪れた時も最後の脱出はバスを利用しました。意外とバスでうまく乗り継げることもあるのですが、一昔前なら、そうはいかない。バスってその地に初めて降り立った人にとっては、かなり敷居が高い乗り物で、大垣のような大きな駅だといつくも乗り場があって、一体どのバスに乗っていいのか分からない。誰かに聞けばいいというのは、安易な答えで私の経験からしても、バスの案内所がない限り、尋ねた方がその方面に詳しいのかどうか分からないことも多く、なかなか難しいのです その点、今はバス会社のホームページにさえたどり着けば、何とかなります。たどり着き方もいろいろあって、今回は「美濃赤坂駅」「バス」と入力すると、駅まで徒歩圏内にバス停があることが分かりました バスの時間までは駅にあるチェーン店コーヒー店で、サンドイッチだけかじり、とりあえず空腹を収め、バスに乗った次第。はっきり言ってどこをどちらの方向へ走っているか見当もつきませんが、目的のバス停で降り立ちました 赤坂というのだから、どう考えても宿場町で周囲に何にもない秘境駅ではないと思っていましたが、かなり古い町並みが残っています  先ほどの赤坂宿の碑の向かいで、細い道路が交差しているのですが、ここが旧中山道だったようで、昔の四つ角が今も残っているようです 付近は商店も銀行もあって、風情のある街です バスに乗ってくる際、線路が見えたので駅の方角は分かります。今、車がやってきた方向を真っ直ぐいくと駅があるはず ということで数分歩くと  ジャーン! いよいよ美濃赤坂駅とご対面です 古い木造駅舎がそそりますね 

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